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ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢(2020)

魅力的な2人の女優が夢への挑戦を後押し
元気と勇気をもらえる音楽映画

厳しくも、夢のようなアメリカの音楽業界で生きる2人の女性の葛藤と成長を描くサクセスストーリーです。

【ストーリー】
マギー(ダコタ・ジョンソン)はハリウッド音楽業界に君臨する伝説の歌姫グレース・ディヴィス(トレイシー・エリス・ロス)の付き人をしながら、音楽プロデューサーになる夢を追っていました。
一方、グレースは過去のヒット曲ばかり歌う日々にうんざりし、現状の評価を失うリスクを負ってでも、新曲制作にチャレンジすべきか悩んでいました。
ある日、マギーはグレースのアルバムを密かにリミックスしていたことがばれてしまいます。グレースはマギーのリミックスを気に入るものの、マネージャーのジャック(アイス・キューブ)からは「プロデューサーになりたいのなら自分でクライアントを探せ」と叱責されてしまいます。
そんななか、マギーはストリートミュージシャンのデヴィッド(ケルヴィン・ハリソン・Jr)の歌声に惹かれ、プロデューサーを装い、彼をデビューさせることを思いつきます。

まだまだ男社会の音楽プロデューサーという仕事にひたむきに挑戦するマギーを、イギリスの人気官能恋愛小説を映画化した『フィフティ・シェイズ』シリーズで主演を務めたダコタ・ジョンソンがはつらつと演じています。

俳優ドン・ジョンソンと女優メラニー・グリフィスの娘というダコタは品の良い美しさがあり、とても魅力的で惹きつけられます。

もう1人の主人公、グレースを演じるトレイシー・エリス・ロスはなんと正真正銘の伝説の歌姫ダイアナ・ロスの娘。女優のほか、プロデューサーや脚本、監督も務める多彩なトレイシーが年齢を重ねたことから来る苦悩と葛藤を抱えるグレースを繊細に演じ、感情移入を誘うキャラクターに仕上げています。本作では初めて歌声を披露しており、吹き替えなしで挑んだステージシーンも見どころです。

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、誠実かつ着実にキャリアを積み上げる2人の女優たちが好演しています。

監督にはゴールデングローブ賞受賞歴もある女流監督ニーシャ・ガナトラを抜擢するなど、女性のポジティブなパワーを感じさせる作品に、元気と勇気をもらえること請け合いです!

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