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お肉を食べるべきか否かは自分自身の消化酵素の能力によって決めるべし!

「理想的な腸内細菌叢を作るために!」をシリーズでお伝えしています。昨日のコラムでは、プレボテラ菌とバクテロイデス菌の構成比で、通常は、お肉好きの方はバクテロイデス菌の割合が多いのですが、ある方はプレボテラ菌>バクテロイデス菌という優劣であったと言うことでした。

そして、そこに隠された秘密とは?

ということで、大きな要素として消化酵素がいかに仕事をしているかと言うことだと思います。この仕事は、量的なものであったり、種類であったり、質であったり、タイミングであったり、スピードであったりしますが、いずれも個人差がございます。

要するに、お肉のたんぱく質や脂質をちゃんと消化してくれる能力があるかないかではないかと思います。

私たちの検査を受けてくださって、お肉大好きですが、プレボテラ菌が優勢だった方は、この消化酵素の分解能力が高いのではと思われます。よって、不要な成分が大腸に回らず、バクテロイデス菌やフゾバクテリア菌などが増殖していないのではと思われるのです。

おそらく、欧米人もお肉を消化する消化酵素の働きは、日本人よりも長けているかと思います。エスキモーに至っては飛びぬけているのではと思います。

よって、日本人がエスキモーが食べるアザラシの肉だけを毎日食べ続けるわけにはいかないのです。

画像は胃で働くたんぱく質を分解する消化酵素のペプシンを掲げております。

明日は、このペプシンの働きを良くする食材をご紹介いたします。