蒸し野菜の効果・・・
昨日のコラムで話していました、腸内細菌構成がヘルシータイプのEタイプだった方の食生活についてです。
画像でも載せていますが、蒸し野菜を頻繁に摂取されていました。特に朝食に蒸し野菜を取っておられます。だいたい週の半分は摂取されていました。
この方がなぜ腸内細菌検査を受けることになったかを、まずはご説明します。
もともと食生活はバランスのいい方でしたが、お肉を食べると下痢になるといった症状が出ていました。でも、お肉も嫌いではないので、たまに食べると下痢をしてしまう、そんな繰り返しだったのです。
ある時、玉子サンドを食べてすぐに下痢になりました。
そういえば、玉子サンドの卵はマヨネーズを和えていますよね。その脂分が良くない、というか腸内でその脂分を酵素(リパーゼ)が分解できないのではと思いました。お肉も脂分の塊です。同じように分解吸収できていないのではと。
ご本人は、大腸がんにひたすら向かっているのでは?と不安な毎日を送っておられましたので、一度腸内細菌検査をしてみましよう!ということになりました。
結果は、一番長寿者の多いEタイプ(ヘルシータイプ)でした。
それで、安心されたのもあり、もう少し詳しく知るために一か月の食事をこまめにつけてもらいました。するとどうでしょう。蒸し野菜をかなり摂取されていたことがわかったのです。
ご本人はずっと昔からなので、そんなに気を留めることでもなかったようです。でも、この蒸し野菜がEタイプの腸内細菌を形成していたんですね。
その後、この方は不安要素は吹っ飛び、少しですがお肉も食され、下痢とは無縁の生活を送っておられます。
人生をも変えてしまう、腸内細菌検査だったわけです。
明日は、たんぱく、脂肪タイプのAタイプの方たちを取り上げます。