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糖化菌の代表選手である「納豆」はやっぱり欠かせない食材ですね!

昨日は「菌のリレー」に沿いながら、糖化菌からはじまり、最終的に短鎖脂肪酸を生み出すまでを見てきました。

このリレーでいくと、まずは糖化菌を投入しないと始まりませんので、何を食べればいいのかということになります。

そして、昨日のリレーでは、糖化菌が食物繊維を食べ生み出された糖を乳酸菌が食べて乳酸を生み出したり、ビフィズス菌が食べて乳酸や酢酸を生み出したりしますが、そもそも乳酸菌が小腸や大腸に根付いている人は少なく、ビフィズス菌においても、年齢とともに減少し、高齢者に至ってはすでに棲みついていない人もいます。

では、食べるものから摂取する乳酸菌やビフィズス菌でもいいのかどうかと言うことが、ここで疑問としてあがります。

そして、別の菌の働きでプロピオン酸や酪酸が生み出されますが、この別の菌とは酪酸産生菌が生み出していると見ていいかと思います。

この「菌のリレー」の大きな3つの過程が、食から意図的に出来るのであれば、スムーズに短鎖脂肪酸を生み出せますね。

この流れでいくと、糖化菌である納豆菌が食物繊維を食べ、糖に分解してくれるのですから、定期的に納豆を食べることは短鎖脂肪酸への道としてはわかりやすいですね。

納豆はナットウキナーゼという酵素が血液をサラサラにしてくれる効果もありますし、栄養素も豊富なので、一石二鳥どころか、一石三鳥くらいの効果があるかもしれません。

納豆については、これまでのコラムで何度か書いてきましたので、それも参考にしていただければと思います。

明日からは、他の糖化菌、そして根付いていない乳酸菌、ビフィズス菌についても触れていきます。