見出し画像

【これまでの事業成長とこれからの展望】ProVision CAFÉ vol.3~事業紹介~

こんにちは!ProVision Booksです^^

品質検証事業を主軸としながら、近年では自社内でのサービス開発などにも事業の領域を広げ、トータルサービスIT企業を目指している株式会社ProVision。売上は過去8期で毎年10~15%近く伸長、社員数も過去9期で同じく10~15%近く増員しており、事業組織ともに好調を維持し成長し続けています。最近では、そういった背景からプロダクト開発に関わりたいという想いを持った方を積極的に採用しています。

インタビュー記事第2弾では会社がどのような道を歩んできたか、どこを目指しているのかなど会社のビジョンについてご紹介しました。

第3弾となる今回は、「現在の主力事業と今後の事業戦略」について各事業部の責任者3名に会社成長のワケや今後の注力事業など、ProVisionの現在とこれからについてインタビューをしてきました。最後までどうぞご覧ください!


第1弾はこちらから↓



第2弾はこちらから↓


(以降敬称略)


役職三名編集用6


事業責任者に聞く、会社の歴史とキャリア

ー本日は皆様よろしくお願いします!

中新井・周藤・梨本:よろしくお願いします!

ーお三方の自己紹介からお伺いします。先ずは中新井さん、お願いします。

中新井:はい。前職ではマスコミ関係の仕事をしており、当時はサッカーワールドカップを現地まで観戦に行っていて、4年に一度は会社を辞めなくてはいけないスタイルでした。(笑)
前職を辞め、次の会社を探していたときに求人サイトでProVisionを見つけました。ITがちょうど時流になりつつあるタイミングでしたので、IT系の知見をつけたいと思い、2007年に入社たんです。
最初はテスターの仕事をしており、当時の主軸はガラケーの品質検証でした。以降はテスターからテストリーダー、プロジェクト管理とキャリアを重ね、その後は部門長、事業部長・上席執行役員など、技術寄りの責任者を暫く務めました。
2018年からは管理部門の責任者として人事・労務・総務などの担当しているほか、広報・ブランディングのミッションを兼ねつつ、グループ会社の方にも専務取締役として出向しています。

ーありがとうございます。では次に周藤さん、お願いします。

周藤:はい、私は2006年7月に入社しました。前職は個人向けの営業で呉服・着物を売っていたんです。技術的な事をやりたいと思う反面、当時はIT未経験で入社出来る会社が少なかったこともあり、ProVisionに入りました。

当時はガラケーの品質保証が主流でそれがやりたくて入社しましたが、配属先はWebサイトのプロジェクトでした。
当時は全体の1割にも満たないほどマイナーな検証を行うプロジェクトでしたが、2012年にWebサイト検証の知見をきっかけに、大手IT会社様とやり取りをさせていただくようになって、現在では主力事業にまで成長しました。

そうして「チーム」という括りがもう少し大きい「課」となり、更に「部門」へと成長していきました。その事業部長を2年ほど務め、2018年に品質保証以外の新しい事業を立ち上げようと、新規事業の事業部長を担当し、現在に至ります。

ーありがとうございます。では最後に梨本さん、お願いします。

梨本:はい。前職はオフィスにおけるITインフラの営業をしており、ネットプリンターや回線引き、セキュリティ環境整備などの仕事を行っていました。IT業界で売る側から創る側に回りたいと思い、未経験でも入社できるProVisionに2007年1月に入社しました。

当時は端末検証が9割以上を占める中、サーバー立てや正常運転の監視、トラブル時には整備を行うシステム運用を6年程担当していました。その後、ProVisionは「親会社の仕事だけをする」から「自分達で営業をして、獲得したお客様と仕事をする」事が増え、運用人員の整理をする中でQA事業へ異動しました。
2016年頃まで大手IT会社様でスマホアプリのQAチームの立ち上げとマネージャーを経験し、以降は部門の全体管理や方針決定を担うようになり、現在はQA事業の統括をしています。

画像2


ProVisionの注力事業

ーありがとうございます。では次に、それぞれが注力されている事・会社として注力していることを教えてください。

中新井:広報・ブランディング領域になります。目的は採用のためで、未経験採用は今までもやってきましたが、新規事業・新サービス推進によるニーズから、経験・実力のある即戦力の方も採用しています。

ーどんな人に入ってきてほしいですか?

中新井:ProVisionの理念・社風にマッチする方は未経験・経験者問わず、引き続き採用したい、と考えています。
加えて、一つ強みや武器がある方だとより良いですね。

ーブランディング領域で言えば、アスリート採用や、eスポーツといった様々な領域に手を広げようと思ったきっかけはありますか?

eスポーツに関しては、ゲームというジャンル・業界がProVisionと相性が良いと考えたからです。アプリゲームの品質保証も行っていますし、営業面でも繋がりが増やせると思いました。また、社内で福利厚生に組み込むと社員が喜んでくれるかなぁと。


ー続いて、周藤さんにお聞きします。ProVisionにおける新規事業の概略と注力分野を教えてください。

周藤:はい、現在5カ年計画の3年目ですが、テスト会社からネットワークサービスの会社に進化、という目標に向かう中で新規事業部が立ち上がりました。

大切にしていることは、「人・文化・価値提供というProVision従来の強み」と「世の中に求められる便利さ」をかけ合わせたサービスを提供していきたいと思っています。

「何かと何かを繋げる」サービス群が弊社思想と相性が良く、同様のテーマで作っているプロダクトが多くあります。

2020年8月にローンチした「MinPre」は、プレゼントや賞賛を送り合えるサービスで、人と人を繋ぐテーマがあり、社内文化でもあり目指している世界観を体現したものとなっています。

また翌年2021年7月には、IT案件に特化した共感型ビジネスマッチングサービス「PRO∞LINK」をリリースしました。多数の企業様や開発チームの中から、条件面に加え、開発に懸ける想いや目的からパートナーを比較検討できるのが特徴です。

今後は、品質保証の知見を活かし、企画と開発を繋ぐ案件マッチングサービスを検討しています。

ーでは、続いて梨本さんお願いします。

梨本:QA事業では「真似される自慢できる事業・組織」を目標に、社内外問わず「ProVisionは素敵だね」と思われる事業・組織を目指しています。

世に溢れるITサービスで「良いとされているプロダクトには全て携わっている」という世界を目指しており、特に今はゲームエンターテインメント領域に注力しています。

アプリゲームだけでなく、PCゲーム・家庭用コンシューマーにも挑戦していき、その基盤を支えたいと考えていますね。

役職三名編集用6


8年連続15%成長。そのワケとは

ーProVision売上の中で、どの領域がどういった比率で構成されているのか、それぞれがどう成長してきたかを教えてください。

周藤:現在は9割がQA、1割が開発と新規事業という状況です。新規事業部は残り3年で全体売上の4割を構成する事を目指しています。

約半数を占める事で「テスト会社」から「ネットサービス会社」へと、事業構成を変えていけると思っています。事業構成が変化・進化する事で、テスターやQAエンジニアが大多数を占める職域も、ディレクターやデザイナー、開発エンジニアといった人達が増え、活躍できる環境にしていけると考えています。

ー事業はどのぐらいの成長スピードですか?

梨本:2012~2020年にかけて、過去8年間連続で10~15%前後と二桁成長しています。

ーすごいですね!成長の要因には何があるのですか?

梨本:外的要因としては世の中のITサービス需要が高まり、主流になりつつある事でしょうか。

中新井:内的要因として、それ以前は内販だったという事もあります。
前述した「親会社の仕事だけをする」状態から「自分達で営業をして、獲得したお客様と仕事をする」ことをし始めたので伸びています。

周藤:2~3年周期で新しい領域に踏み込み続けいる事が、二桁成長の要因だと思います。ガラケー評価からスマートフォンアプリ、ソーシャルゲームの評価へと徐々に領域を広げ、成長を重ねています。

ー2~3年周期でどのような領域に切り込んでいくか、はどう判断されていますか?

周藤:5カ年計画である「ネットサービスのProVision」になるまでの過程を決めているので、ゴールから逆算し「攻めるべき領域」という定め方をしています。

ーProVisionでは10~15%成長と結果を出していますが、その要因とはなんでしょうか?

梨本:お客様のニーズに沿った提案と対応をしている点があります。
その積み重ねもあり、お客様から次のお客様を紹介していただいたりとコミュニティが広がり続けています。

また、事業の「○○を実現したい」というビジョンや想いが組織全体に伝達できており、それに向かう活動が会社全体で行えている点もあります。

ー仙波さんも神経伝達※とおっしゃっていましたね。
※第2弾参照

梨本:目標達成を目指す上で、新しく事業部を立ち上げるといった「必要な事を創る環境」があり、その環境が方針を実現し成果へと繋がっているのだと思います。

周藤:ProVisionには経営層が描いているものと実現する社員間での神経伝達できているからこそ、必要だと判断すれば即行動に移す「柔軟性」の強みがあります。
その「柔軟性」と「神経伝達」がある事で、「必要な事を創る環境」が生まれているのだと思います。

画像4


今後思い描く成長プラン

ーでは次に、主力であるQA事業は今後どのように成長していきますか?また、着目している事業はありますか?

梨本:QA事業では成長している市場にどれだけリーチ出来るかを大事にしています。新しい技術・手法の分野にも積極的にチャレンジしていける領域なので、しっかりと価値発揮していく事です。

それ以外の個人的な思惑としては、最終的にNASAの仕事をしたいと思っています。

ー宇宙ですね!佐藤さんもおっしゃっていました※。
※第1弾参照

梨本:そうした大きな企業様とProVisionが仕事できると良いなと思っていますし、社員にとっても自慢出来る事になると思います。
社会に貢献しているという証でもあり、チャレンジし価値発揮し続けている世界観を創れたらいいなと。 

周藤:新規事業ではIT系以外の企業様に向けても準備を進めています。
製造業を始め、今後オフラインからオンラインに変化していくであろう企業様をサポートしていけるように、オンラインが必須になった際に我々が選ばれるようになりたいと考えています。

ー広報・ブランディング視点から中新井さんは如何でしょうか?

中新井:コロナがあり今まで「大事だけど優先順位が低かった事」の優先度が高くなる、という現象は暫く変わらないと思います。その中にはProVisionがこれまで大事にしていた事も含まれていました。強みとして元々持っていたものの価値が高まっていることもあり、今迄やってきた事を多くの人に知ってもらう事ができれば、自ずと企業価値も高く映ると思います。
今後はそれをどれだけ届けられるかが大事だと考えています。

ProVisionの社員は当たり前の事を当たり前にやり、その「当たり前」が大事なことなのだと理解している人達です。そのマインドをビジネスへと展開し、これからも世の中で必要とされる会社になっていくと信じています。

役職三名編集用7


ProVisionが持つ可能性

ーでは最後に、ProVisionの今後の可能性についてお聞かせください。

梨本:QA事業ではテスト業務よりも「品質」を扱っていると思っています。
テスト自動化の普及などで世の価値観が変わろうとも、最適・最善の品質をどのように製品に付与していくかの大切さはこの先も変わらないと思います。

ProVisionには品質という概念をただ「これが良い品質だ」「こうあるべきだ」とべき論で提供するのではなく、お客様が何を欲し、何を実現したいかに寄り添った提供が今迄の強みです。
その時々でお客様に合った最適な品質を届け続ける事で、ProVisionは今後も世の中に求められる会社になっていくのだろうと思います。

周藤:新規事業部では自分達でも開発し創出していく事に挑戦しています。「笑顔の花を咲かせる」という弊社経営理念を体現し進化し続ける事で、多くの人にProVisionが提供する「品質」に関わってもらう事が出来ると考えています。

そうして関わってもらう人が増えることで、最終的にディレクター・デザイナー・開発エンジニアなど携わる職種も多様化し、会社としても可能性の幅が広がっていくと考えています。

その広がりこそ、成長の可能性と言えるのではないかと思います。

中新井:在籍する社員の能力が高いので、それが既にポテンシャルだと思っています。

もちろんIT業界未経験で入社する社員も多いので、技術・スキルはこれからという人であってもProVisionの社員として振る舞う事や、外の会社さんと仕事をする事に関しては心配していません。
「そういった人がたまたま多い」というよりも、ちゃんと企業理念に近づいて行動していける採用や教育手法が整っている所が大きいです。

今後様々な経験やスキルを持った方々が入社し、+αで企業理念を始めとするマインド面が合わさると思うと非常に楽しみです。

ー本日はボリューミーに聞かせていただきありがとうございました!

中新井・周藤・梨本:ありがとうございました!

画像6


この記事が参加している募集