アレチハナガサ
ど根性雑草
多年草
南アメリカ原産。1967年ころから福岡県や神奈川県で見いだされ、現在では関東地方以西の市街地の道ばた、荒地や河川敷に大きな群落を作っている。茎は直立して4稜があり、よく分岐して上部はなびき、高さ2mほどになる。茎生葉は無柄で広線形、ほぼ半分より上部に鋭鋸歯があり、無柄で対生する。茎の上部につく葉では基部が茎を抱かない。茎の頂で盛んに分岐して長さ2〜3cmの穂状花穂を多数つける。花冠は直径3mm、淡青紫色で5裂。ヤナギハナガサに比べて花筒部が短い。果期には穂がのびて円柱形となり,長さ1〜5cmになる。果実は4分果。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Verbena brasiliensis
クマツヅラ科クマツヅラ属