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哲学少女

20歳そこそこの頃からずっとご縁のある年上のお友達に「私が若い頃からのあなたを気に入っていたのは、哲学少女だったからよ」と言われました。

私は哲学少女だったのか???笑


『てつがくのライオン』より 文:工藤直子 絵:長 新太

それは定かではないけれど、人生の途中では、考えたってロクなことはない!と思ったことがあるくらい、日常的に考えてしまうのでした。

ただ、のちに知るのです、考える、それは考えることに酔わないことがポイント。でも、考えて考えていちいち考えることで悶々としたからこそ、結局は考えることを嫌いにならず、やはり考えることを大切にしたいと思う今日があるのです。

考え、思考することが、悪いこと、とか、鬱陶しいこと、とか、スマートじゃないこと、とか、どうぞそんな流行りの世界になりませんように。

考えたり、自分と向き合うことはなかなか根気がいるし、心地よいばかりでない辛いことでもあるけれど、そこを通り越えて全体が理解できた時に、知識が智慧となって、自分に他者に向ける眼差しは優しくなり、判定批評ではなしに共感できるようになるのではないかと思う。何より自分自身が幸せだし、楽ちんで、自分が幸せだと周りの人も自然と心地よいと思うのです。


ジャン=ミッシェル・フォロンの展覧会で買ったポストカード(東京ステーションギャラリーで開催中) ブルーの作品のタイトルは『対話』

◾️8月21日(水)13時〜15時 スティラスッカ お話し会

|ファシリテーター|荒川陽子

|会場|プロトマニア

|参加費|2,200円(税込)

お申し込みはこちらから→


『てつがくのライオン』 文:工藤直子  絵:長 新太  発行:復刊ドットコム

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