2024年米国キャンプ旅行6日目:Monument Valley〜Las Vegas
今日(3/22)は今回のキャンプ旅行の実質的な最終日。
昨日のツアーガイドのHarry Nezさんに勧められ、朝2:30に起きて、3:00にビジターセンターの展望台へ。モニュメントバレーにかかる天の川の撮影に向かう。
残念ながら満月に近い月の明かりが強すぎて、本来ミトンの上にかかっているはずの天の川を肉眼では確認できず。一応カメラに収めたので、家に帰ってから写真のソフトで明度等を調整すれば見えるかも。NZでもそうだったが、どうも、折角夜景が美しい場所に出かけても満月にばかり遭遇する。やはり、日程をきちんと新月に合わせないといけないとつくづく思った。いつも無計画なので、次回は、きっちり夜景の写真の勉強をした上で、新月を狙った旅のスケジュールを立てたい。
ただ、月に照らされたビュートの写真はとても美しい。
6時にThe View HotelのロビーでガイドのHarryさんと待ち合わせ。今回の参加者は我々夫婦だけだったので、完全な単独ツアーになった。
Harryさんはまだ真っ暗な中を、知り尽くしたダートロードを爆走して、各種の撮影ポイントに連れて行ってくれた。天の川は見れないと思っていたが、カメラのISOを調整することで、写真に残せることを教えてくれた。
カメラマンとしてどの場所に、どの時間帯に行けば、どんな写真が撮れるかを知っているので、本当に助かった。自分1人では、とてもこんなことはできない。
朝日が昇る頃には、トーテムポールに立ち寄り、朝日との組み合わせを撮影することができた。また、水たまりがあると、その場所に車を止め、水たまりに映った反映を撮影することも教えてくれた。
3時間、ものすごい勢いで撮影を行った。私は、次回、日本の写真教室の仲間に声をかけて、もう一度この場所でHarryさんをガイドに雇って、撮影会を企画したいと思った。
今回、3日間もMonument Valleyに滞在したが、この場所は、朝・夕とビュートやメッサへの光の当たり方が全く反対になるので、早朝と夕方のツアーに参加するのがおすすめ。逆に昼間のツアーは太陽がしっかり当たりすぎて、風景がのっぺりするので、その時間帯はホテルやキャンプ場でのんびりするのが良い。また、深夜の星空の撮影も素晴らしいので、夜景ツアーに参加することも良いと思う。Harryさんによれば、テント・寝袋を持ち込んだ17時間のツアーもあるとのこと。
3時間の撮影を終え、一旦、キャンプ場に戻って、チェックアウト。その後、432マイル、7時間以上かけてLas VegasのKOAキャンプ場に向かう。さすがに眠気が襲ってきたので、途中で妻に運転を交代して貰う。
今日のキャンプ地は、Las VegasのKOAキャンプ場。キャンピングカーをレンタルしたEl Monte RVからはわずか15分の距離。Las Vegasらしく、隣はカジノだった。
翌朝は、のんびり起き出し、キャンピングカー内の片付けをして、El Monteに車を返却。わずか5日間で1140マイルも走ったため、421ドルの追加料金を支払った。どうも最初の契約には走行距離分は含まれていなかったようだ。トータルでEl Monteで支払った額は、1297ドル。自分自身も日本でキャンピングカーのレンタル業をしているが、5日間でこのサイズの車を借りてこの料金であれば格安だと思う。多分、オフシーズンなので安かったのだろう。
El Monteでキャンピングカーを返却し、UberでLas Vegasの空港に向かう。UberはTeslaで、コックピット内にある液晶ディスプレイは21インチぐらいあり、まるでテレビゲームのように、ナビの中に周囲の車まで取り込まれているのが面白い。
きた時と同じサウスウェストエアラインでLAへ。サウスウェストエアラインは米国で人気のLCCで、座席の指定はなし。チケットのクラス順で席につく。一番安い(といっても500ドルもしたが・・・)チケットの我々は、最後部の真ん中の席に座らざるを得なかった。体格の良いアメリカ人に挟まれて座り心地はあまり良くない。
LAにつき、最後の夜はRessidence Innで過ごす。
今回の旅は、最初のLA Marathonと組み合わせたため、いつものキャンプ旅行の半分の時間しか当てられなかったが、Monument Valleyでの経験は本当に素晴らしいもので、きた甲斐があったと思う。米国の大自然を目の当たりにして、妻も他の場所にも行ってみたいと言うようになり、次の計画を立てる必要が出てきた。
今後も体が持つ限り、毎年、海外でのマラソンとキャンプ旅行を組み合わせた旅をしたいと思っている。来年は、3度目のホノルルマラソンに参加を予定しているので、前回コロナで中止にしたハワイ島への観光を考えている。
6回に渡り、お読みいただきありがとうございました。
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