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MVVを刷新!そこに込められた想いを代表の権田に直撃!!
【はじめに】
プルーセルの記事をご覧いただきありがとうございます。
今回記事を担当させていただくのは、入社5ヶ月目の野田と申します。
私は入社してまだ半年足らずの新入社員ですが、毎日が挑戦と学びの連続です。
会社の理念や価値観をもっと深く理解したいという思いで、このたび社長の権田さんにプルーセルの「MVV」についてインタビューさせていただきました。
少し長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください!
1.プルーセルのMVVが新しくなりました!!
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実はプルーセルでは、2024年7月に「MVV(Mission, Vision, Value)」を一新しました。
このMVVには、プルーセルが目指す未来や、全社員が共有すべき価値観が込められています。
「プルーセルってどんな会社?」「MVVってそもそも何?」といった疑問を持つ方にも分かりやすくお伝えできるよう、まずは「MVV」について簡単に解説していきます。
2.そもそもMVVはなぜ必要なんだっけ?
企業理念とは
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企業理念とは、「企業が活動していく上での基本的価値観」を示すものです。
これは、社員全員が共有すべき価値観を明確にし、社内外に対して「この会社はこういう使命を持っている」と宣言する役割を果たします。
企業理念が明確だと、社員同士が同じ方向を目指しやすくなり、企業の信頼性や一体感も高まります。
MVVの位置づけ
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MVV(Mission, Vision, Value)は、企業理念をさらに具体化し、社員一人ひとりの行動に落とし込むための指針です。
・Mission(ミッション):会社が存在する理由や使命
・Vision(ビジョン):会社が目指す将来像
・Value(バリュー):社員が共有する価値観や行動指針
これらを明確にすることで、企業全体が一貫性を持って行動し、同じ方向を目指して成長していくことができます。
会社が勝ち残るために大切なこと
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企業が成長を続け、競争の中で勝ち残るためには、「戦略の精度」と「組織遂行力」の両方が欠かせません。
戦略の精度:経営陣が未来を見据えた正しい判断を下せるかどうか
組織遂行力:社員全員が戦略を形にし、行動を通じて成果を出せるかどうか
この2つが揃うことで、企業は持続可能な成長を遂げることができます。
一方で、どちらか一方に偏ると、トップ頼りになってしまったり、逆に組織力だけに頼って結果を出せなくなってしまうリスクもあります。
戦略と遂行力をバランスよく高めることが成功のカギです。
プルーセル新MVV
冒頭の記載の通り、2024年7月、プルーセルはMVV(Mission, Vision, Value)を一新しました。
Mission(ミッション):「挑戦者の翼になる」
Vision(ビジョン):「ぶっちぎりの営業力でスタートアップを証明する」
Value(バリュー):以下の7つの価値観を社員全員で共有し、行動指針としています。
すべては自分次第
角度をつけろ
背中を預け肩を貸す
組織の発展に足跡を刻め
結果で語れ
クライアントと勝利を共に
うねりを起こせ
この新MVVは、プルーセルが目指す未来や使命を明確にすると同時に、社員が日々の行動で体現すべき価値観を示したものです。
以上を踏まえ、プルーセルが掲げるMVVについて、社長の権田さんにお話を伺いました。
「挑戦者の翼になる」というミッションに込められた想いや、具体的なビジョン、バリューに込めた意味とはぜひ一緒に読み進めていただけたらうれしいです。
3.プルーセルのMISSION -インタビュー①-
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野田(インタビュアー):
本日はよろしくお願いします!
権田(社長):
よろしくお願いします!
野田:
まず、「挑戦者の翼になる」というミッションにはすごく強いメッセージが込められていると感じました。
この言葉を選んだ背景やエピソードを教えていただけますか?
権田:
誰もが子どものころって、何かしら夢を持っていたと思うんですよね。
つまり、一度は誰もが「挑戦者」だったはずなんです。
でも、その夢を途中で諦めてしまう人もいれば、今もなお挑戦し続けている人もいる。
今の社会を見渡してみると、やっぱり挑戦をやめてしまう人が多いなって感じます。
一方で、スポーツの世界では、大谷翔平選手のような挑戦者が活躍して、多くの人に勇気を与えていますよね。
でも、社会人やサラリーマンの視点で見ると、大谷選手の挑戦って、どこか遠い世界の話のように感じられることもあるんじゃないかなと。
野田:
確かに、子どものころはみんな「なりたいもの」や「やりたいこと」があったはずですよね。
それでも、途中で諦めてしまう人が多いというのは共感します。
では、もう一度挑戦するためには、権田さんはどんな環境が必要だと思いますか?
権田:
やっぱり、挑戦しやすい環境をつくることが大事ですね。
そのためには、挑戦そのもののインセンティブを高める必要があると思います。
今の日本では、挑戦して失敗した人があまり評価されず、最悪の場合、笑われることすらある。
これが続くと、挑戦しないことが当たり前になってしまって、社会全体がどんどんネガティブな方向に進んでしまう。
だからこそ、身近なところで大人たちが挑戦する姿を見せることが大事だと思うんです。
テレビの中のヒーローじゃなくて、目の前で挑戦している人の背中を見ることができれば、「自分もやってみよう!」と思える。
ビジネスの世界で言うと、それを体現しているのがスタートアップですよね。
現状維持ではなく、あえてカオスに飛び込んで新しいものを生み出す。
それが挑戦であり、スタートアップの本質だと思います。
スタートアップがどんどん成果を出して、世の中にインパクトを与えられれば、日本全体がもっと挑戦に溢れる社会になるはずです。
野田:
なるほど! 挑戦し続けるためには、身近なところにロールモデルがいることが大切なんですね。
「挑戦者の翼になる」というミッションの中でも、「翼」という言葉がとても印象的ですが、この表現にはどんな意味が込められているんでしょうか?
権田:
「翼」というのは、可能性を象徴するメタファーです。
例えば、「あとちょっとで届くのに…」とか「もっとこうだったら…」って思う瞬間ってありますよね?
その「あと一歩」を後押しするのが、僕たちの役割だと思っています。
それに、ただ支えるだけじゃなくて、挑戦者を一気に次のステージに引き上げる存在でありたいんです。
例えば、スタートアップの経営者が「もっと売上を伸ばしたい」と思ったとき、今の延長線上にあるような改善ではなくて、全く新しい視点を提案し、プロのセールスを送り込んで圧倒的な成果を創り、一気に次のフェーズへ進ませる。
イメージとしては、一歩ずつ階段を上るんじゃなくて、空を飛ぶように一気に別次元へ行く感じですね。
「翼」って、生物の体から生えるものの中で一番可能性を秘めていると思ってます。
翼があることで、地上を離れて大きく羽ばたくことができる。
それと同じように、僕たちも挑戦者が一気に可能性を広げられるような「翼」になりたいんです。
野田:
お話を聞いて、「挑戦者の翼になる」というミッションには、その言葉以上に深い意味が込められていることがよく分かりました。
挑戦者が思い切って飛び立てる環境をつくること、それがプルーセルの役割なんですね!
4.プルーセルのVISION -インタビュー②-
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野田:
では次に、「ぶっちぎりの営業力でスタートアップを証明する」というビジョンについてお伺いしたいです。
具体的にどんな成果やインパクトを目指しているのでしょうか?
権田:
スタートアップにとっての翼、一気に次のステージに引き上げるための最も具体的な活動は、「売上が上がること」だと考えてます。
なので、最も直接的に売上を上げることができる「営業力」に私たちはこだわります。
それも次元を変えるレベルなわけですから「ぶっちぎり」レベルで営業成果を出す必要がある。
その会社のそれまでの常識を覆すレベルでないと大きな変化は起きない。それくらいの熱量を込めて、あえて「ぶっちぎり」というやや癖のある言葉を選んでいます。
目標としては、スタートアップにおける営業代行の市場でまずはシェア10%を獲得することです。
それが達成できれば、スタートアップ領域において、「営業代行といえばプルーセル」という第一想起の存在になり、スタートアップの発展に大きな影響を与えられると思っています。
今はまだ、営業代行を活用するスタートアップがそこまで多くないんですが、私たちが第一想起の存在になれれば、「こういう活用方法があるんだ!」「実際に成果が出るんだ!」と認識が広がって、スタートアップの成長手段の一つとして確立されていくはずです。
野田:
その目標を達成するには、どれくらいの期間を想定していますか?
権田:
最短で3年、遅くとも5年以内には達成したいですね。
その頃には社員数も200人くらいの規模になっていると思います。
その先に、新しいビジョンが生まれる可能性はありますが、「スタートアップを証明する」という軸は変わらないと思っています。
野田:
「スタートアップを証明する」という言葉の意味について、改めて教えてください。
権田:
簡単に言うと、スタートアップの成功を通じて、その価値を世の中に示すことですね。
スタートアップって、社会にとってすごく重要な存在なのに、「本当に成功するの?」と懐疑的に見られがちじゃないですか。
でも、売上という結果を出せば、それが何よりの証明になります。
プルーセルは、営業の力でスタートアップの成長を加速させ、その成功事例をつくることで、スタートアップという存在の価値を世の中に認めさせていきたいんです。
野田:
スタートアップの成長を後押しして、その成果を通じて「スタートアップは成功できるんだ!」と証明していく。
そのために必要なのが、プルーセルの営業力なんですね!
このビジョンを実現するためには、プルーセルの「バリュー」が重要になってくると思います。
では、新しいバリューに込められた意図についてもお聞かせください!
5.プルーセル7つのVALUE -インタビュー③-
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野田:
以前のバリューは「自分自身に矢印を向ける」要素が強かった印象がありますが、新しいバリューでは組織やクライアント、さらには社会全体にまで視点が広がっているように感じました。
この変化の背景には、どんな考えがあるのでしょうか?
権田:
大きな考え方の軸として、「内から外へ」という変化がありますね。
もちろん、プルーセルのためのバリューも大切ですが、それだけではなく、最終的には社会に価値を生み出せるバリューであることが重要だと考えています。
例えば、もし最強のセールスパーソンが一人いたとして、その人に外注すれば、一時的には素晴らしい成果が出るかもしれません。
でも、その人一人だけが活躍する仕組みでは、業界全体に大きな影響を与えることはできませんよね。
だからこそ、個の力だけでなく、組織としての力を最大化するための考え方にシフトする必要があるんです。
野田:
しかし、組織化するとどうしてもバラつきが出てしまうリスクがありますよね。その点はどう考えていますか?
権田:
おっしゃる通りです。
組織としてスケールしていく過程で、一人の最強セールスだけでなく、いろんなタイプの人が混ざることになります。
そうなると、サービスを行き届かせる範囲が広がる一方で、質のばらつきを生じさせるリスクも生まれる。
ばらつきを抑えられず、不良品となって広がってしまえば、最悪の場合、希望や可能性ではなく、むしろ絶望を世の中に広げることになってしまいます。
だからこそ、組織としての軸をしっかり持つことが必要で、そのための基準となるのが「バリュー」なんです。
バリューがきちんと浸透していなければ、スタートアップを証明するどころか、その逆の結果を生むことになってしまいますからね。なので、バリューを根付かせることがとても重要だと考えています。
野田:
バリューの中身の方に入っていきますと、成果を出しながらも、同時に成長し続けるって簡単なことではないですよね。
そのバランスはどのように取っていけばいいのでしょうか?
権田:
プロフェッショナルって、成果と成長のジレンマを常に抱えているものだと思うんですよね。
人はどうしても、自分が勝てる「勝ち筋」で戦いたくなるものです。
そうすると、一つの成功パターンに固執して、新しいことに挑戦するのを避けてしまうことがある。
でも、それでは成長が止まってしまうんです。
プルーセルとしては、このジレンマを乗り越えていく必要がある。
だからこそ、どんどん新しい営業手法を発明し、常に新しい武器を作り続けることが求められます。
まだスタートアップの営業市場は発展途上の分野ですから、今まさに「これが正解」という形がない。
その中で成長し続けるためには、柔軟に変化しながらも、常に挑戦し続ける姿勢が必要ですね。
野田:
この考え方が、「角度をつけろ」というバリューに込められているんですね?
権田:
そうです。
「角度をつけろ」は、まさに成長を意味しています。
私たち自身が成長し続けることで、スタートアップの成長を牽引していける。
そういう意識を持つことが重要です。
成長のスタート地点はどこでもいい。
でも、常に「角度をつける」ことを意識して、どんな状況でも自分自身が進化し続けることが大切なんです。
成果を出すだけで満足せず、常に次の成長の種を見つける。
そういうマインドを持つことが、組織としての成長にもつながっていくんです。
野田:
なるほど。
「クライアントと勝利を共に」というバリューについても、詳しく教えていただけますか?
権田:
これはまず、営業力によってちゃんと「クライアントに勝利をもたらす」気概で成果にこだわるという考え方がベースにあります。
誰よりも「勝ちたい」という強い思いを持っているのは当然ながらクライアントです。
その大前提はあるものの、私たちも同じ熱量、なんならそれ以上くらいの想いで勝利に向き合うことを求めています。
クライアントが「勝った」と感じているときに、私たちは大変生意気ながら「勝たせた」くらいに思っている方があるべき関係性だと思っています。
この相互の主体者意識が、戦友としての関係を築いていくことができます。それがこのバリューの意味するところです。
野田:
最後に、「うねりを起こせ」についてもお聞かせください。
権田:
「うねりを起こせ」は、クライアントの成功を1社1社積み上げるだけでなく、その成功を次のクライアント、さらには業界全体に波及させていくという考え方です。
プルーセルがイノベーターのハブとなり、挑戦の波を広げていく。
これが私たちの目指す姿です。
クライアントが圧倒的な速度で成長することで、その成長がユーザーやパートナー企業、競合にまで広がり、スタートアップ全体に玉突きのように次々と影響を与えていく。
このうねりをプルーセルが率先して行い、挑戦を広げていかなければならないと考えています。
野田:
ありがとうございます!新しいバリューには、プルーセルが個人や組織の枠を超えて、社会全体に良い影響を与える存在を目指していることがよく伝わってきました。
また、成長と成果を両立させるために、自分たちが挑戦し続ける必要性も改めて実感しました。
野田:
本日はたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
プルーセルが目指す未来や価値観を深く知ることができ、私自身もますますこの会社で挑戦していきたいという思いが強まりました。
権田:
こちらこそ、ありがとうございました。
プルーセルのMVVが、社員一人ひとりの成長やクライアントの成功、そして社会全体に広がるよう、これからも一緒に頑張っていきましょう!
野田:
はい!引き続きよろしくお願いいたします!
【後編へ】実際にMVVを発揮した事例は?
今回のインタビューを通じて、プルーセルが掲げるMVV(Mission, Vision, Value)の背景にある想いや、それが会社や社員、さらにはクライアントへどのように影響を与えているのかを深く知ることができました。
「挑戦者の翼になる」「ぶっちぎりの営業力でスタートアップを証明する」というメッセージには、言葉以上の重みがあり、これを実現するために社員一人ひとりが具体的な行動で示していることを改めて感じます。
では、実際にこのMVVがどのように現場で発揮されているのか?
プルーセルの社員がどんな挑戦をし、どのように成果を出してきたのか?
次回の記事では、MVVを体現したメンバーの具体的なエピソードを取り上げていきます。
「すべては自分次第」というバリューを基に自ら行動を起こした人、「クライアントと勝利を共に」を胸にクライアントに価値を届けた人--そんなメンバーたちのリアルなストーリーをお届けします!
次回もぜひご期待ください!