アメリカ/Muck Rack(マックラック)社が提供するPRMのAngel City FC導入事例を紹介します。
PRM(Public Relations Management)については、こちらを読んでからこの事例を読むと理解が深まります▼
Angel City FCがマックラック社のPRMを活用して取り組んでいること
2020年、ハリウッド俳優で活動家のナタリー・ポートマンらが設立した女子サッカーチームのAngel City FC(エンジェルシティFC)。
なでしこジャパンの遠藤純選手が所属、活躍中であることから、日本でも注目を集めています。
女子プロサッカーの最高峰リーグであるNWSL(National Women's Soccer League)に名を連ねるエンジェルシティFCが、特定の選手や有名コーチのインタビューにとどまらない広報活動のために導入したツールは、マックラック社のPRMプラットフォームでした。
導入事例では、エンジェルシティFCの広報チームが戦略的広報に役立てたマックラックの機能と活用方法が紹介されています(原文より一部抜粋)
エンジェルシティFCの広報チームが重視したのは、メディアリレーションでした。
新しいジャージの発売時には、マックラックでスポーツアパレル分野を取り上げている記者のリストを作成しました。
またワールドカップ史上最年少選手であるケイシー・フェア選手の加入時には、ケイシー選手を取材したメディアや記者をマックラックで探し、記事を読んだことを添えてアプローチしたそうです。
記者の連絡先情報を常に更新しているマックラックを活用することで、過去の人脈のみでは難しかった広報活動の実現が書かれています。
さらにメールの開封率機能の使い方についても紹介されています。
マックラックのPRMプラットフォームでは送信したメールの開封有無がわかるため、未開封の相手にはメールタイトルや送信時間を変えたり、メールを開封しても反応がない相手には、別途フォローアップを検討するなどの作戦を立てることができるそうです。
「著名なオーナー」「社会貢献活動が盛ん」「トップクラスの資産価値」など話題性のあるエンジェルシティFCですが、広報チームはたった4人。
アメリカの女子サッカー人気からすれば、少数精鋭だとしても考えられない人数です。
この少人数でクラブの広報を担い、より多くの人にサッカーの感動を与えるためには、メディア・記者に関する効率的な情報収集と戦略的アプローチが欠かせません。
数ある広報ツールの中からマックラックのPRMプラットフォームが選ばれたのは、まさにそのためだったようです。
スポーツの世界でも、PRMプラットフォームは今後の広報活動に欠かせないものになりそうですね。