インプットとアウトプットのバランス
友人と話していて、「インプットとアウトプットのバランス」ってあるのかな? このテーマで盛り上がりました。
今日のインプットとアウトプットの定義は、
インプットは「読むこと」
アウトプットを「書くこと」
として考えてみます。
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インプットには3つの方法がある
本題に入る前に、インプットには、読む、見る、聞くがあります。それぞれについて考えてみますと、
読むことでのインプット
読むに関しては、主に読書を指しますが、雑誌、新聞、オンライン記事など多くの情報が世に溢れています。
書籍を読むことによって新しい知識を得ることの難易度は低く、誰にでも実践できます。また自分のペースで進めることができるので、継続性もあると考えています。
と、私は経験から思っていますが、本からの情報入手や苦手だったり、継続して読み続けることができない友人たちによく出会います。単に目的意識の欠落のような気がしていますけどね。
見ることでのインプット
見るに関しては、オンライン動画講義が系統だって学ぶには適しています。ほかにも、YouTubeをはじめ、以前と比べて、動画コンテンツは簡単に手に入るようになりました。
ホリエモンの書籍に、「近年は字を読んで理解できない人が増えたので、動画コンテンツでの情報入手が活発になった」と語っていました。私も肌身を感じてそう感じています。
研修を担当していた時に、資材作成に以前ならテキストばかりだったのに、動画コンテンツが増えました。おまけに、アニメーション多めの方が、理解度が上がり、知識習得率が高かったことを経験しています。
書籍読むことの難易度より動画コンテンツの学習のほうが難易度は低そうですね。
聞くことでのインプット
聞くに関しては、対話によるディスカッションでの他者に意見を入手することが何よりです。双方向の機会に得られたインプットには即戦力があります。
知識を共有し学ぶ方法は、とても効果的なインプット方法です。しかし、コミュニケーションスキルや他者の意見を受け入れる柔軟性、しっかりと耳を傾ける傾聴力が必要となります。
単なるおしゃべりは誰にでもできる手段なのですが、インプットとしての傾聴となると難易度はやや高めに位置します。
聞くこととは、情報が早いスピードで、どんどん流れていってしまいます。しっかり目的を持ってないと、自分にとって有益な情報をキャッチするのは困難でしょう。
また、ポッドキャストやオーディオブックによる耳からの情報入手もありますね。生の会話と違い、聞き直すことや、文字起こしされたテキストで読み返すこともできるので、流れ去っていく情報を巻き戻しできるのは、学習としては利点だと思います。
これらの手段は個人の好みや学習スタイルによっても異なります。どの手段を選ぶかは個々の特性や目標に合わせて検討すると良いでしょう。
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一週間活字を読まないエクササイズ
さて、話を本題に戻して、
今日のインプットとアウトプットの定義は
インプットは「読むこと」
アウトプットを「書くこと」
として考えてみます。
このタイトルで、noteを書こうと思ったきっかけは、共に切磋琢磨している健康的美人の友人から「活字オフ週間」を聞いたからです。
この本には、私も大きな影響を受けました。数年前に読んでから、行動変容ができました。現在でも、モーニングページ、アーティストデートを実践して継続しています。
しかし、
「一週間活字を読まないエクササイズ」
ん〜、そんなエクササイズあったかな〜?
すでにこの本は私の本棚にはないので(多分メルカリ売却?)詳しい方法がわかりませんが、多分、読む情報としてのインプットを減らすという取り組みなのでしょう。
毎朝、新聞を全ページ読むことから始まりから、ネット記事、書籍、調べ物、大量の文字に触れて生活しています。中毒とは思いませんが、時間があれば、文字を読んでいます。
テレビはなくても生活できますが、PCを見ないで生活できるのだろうか?
その文字情報を抑制できるのでしょうか?
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12月は約1カ月間フィリピンセブ島に滞在予定です。その中で1週間をこの取り組みをしてみる予定です。英語は読まないと日常生活に支障が出るので、活字断ちはできないけど、日本語断ちを決行してみます。会話も英語しか使わないので、実行しやすい環境だろうと思います。
いまからこのエクササイズを実行するにあたり行動を想像すると、執筆活動をする時に、調べ物は頻発します。日本語の文字を読まないこととは、ネットでの検索を禁止することなので、凄まじく難易度が高い取り組みです。
インプットよりアウトプットが優先されることを、実感するためにエクササイズなのでしょう。アウトプットの量を上げることは、私自身望むべき方向性と合致します。ですので、この面白い取り組みを来月実践してみよと思っています。
活字を読まないこととはINPUTを極力抑えることなので、具体的には、下記3つのルールを決めました。
<自分なりの ”活字オフ週間” ルール>
禁止事項
・Google検索をしないこと
・ネットNews、ブログ、書籍、SNSを読まないこと
・YouTubeを見ないこと
許容できること
・連絡用のLINE、Messenger、DM
実施期間
・12/11(月)ー12/17(日)
とりあえず、この3つに優先順位を置いて、取り組むことにします。
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さて、そろそろ、タイトルの「インプットとアウトプットのバランス」を論じます。
あなたのインプットとアウトプットのバランスは下記のどれに当てはまりますか?
イメージとして
インプット多め?
それともアウトプット多め?
8:2とか7:3とか比率は正確には気にせず、下記3つの型のいづれかに属することでしょう。
・インプット優勢型
・バランス型
・アウトプット優勢型
自己啓発セミナー、スキルアップ研修、行動変容のためのトレーニングなど、多くの方は、より良い自分になるために努力をされていることでしょう。
私が所属しているワークショップは、モチベーションが高く積極的なメンバーばかりでとても活気があります。
しかし「インプットとアウトプットのバランス」の観点で考察すると、インプット優勢型がとても多いんです。
モチベーションが高いメンバーは、フォトリーディングのスキルも併せ持っています。短時間で効果的に情報が会得できるフォトリーディングはインプット手段に最適です。
またワークショップが頻回に開催され、聞くことのインプットの機会に恵まれています。
これほど、絶対値としてインプットに優れた機会はそうそう巡り合うものではありません。その情報をもとに自ら設定した目標に向かって動き出すだけです。
しかし、ややもすると、インプットすることが目的になっている方がおられます。決してそんな目標を設定しているわけではないと思うのですが、インプットは手段なのに、手段が目的化してしまっていることに気づいていないようです。
だから、情報入手したり、大きな気づきがあったとき、最大の喜びを表現して、そこが最高潮になってしまうのでしょう。
「で、君は何をしたいんだっけ?」
「で、君は目的はなんだっけ?」
この質問が他メンバーたちから投げかけられるのではなく、”君は→私は” と自らセルフコーチングをしていかないと次のステップへの到達しなくなるでしょう。
そんな私もインプット優勢型です。
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私の取り組み
さて、現在、私が取り組んでいる「インプットとアウトプットのバランス」について。
現在インプット優勢型の私のスタイルを、5対5のバランス型にしようと取り組んでいます。来月実施予定の”活字オフ週間” この取り組みによってインプットの絶対値が下がる事は目に見えています。アウトプットの絶対値が上がらなくても、相対値に5対5に疑似的に近づけることができるのでしょう。
”活字オフ週間” を実施する前に想像すると、インプットを減らしてアウトプットへの意識を上げることが、アウトプットの絶対値が上がらなければ、このエクササイズの効果はありません。
インプットの量を減らしている事は、"活字オフ週間" 終了時にインプットが元に戻る事は容易に想像ができます。
その時に、アウトプットへの意識が上がり、絶対値としてのアウトプットを維持したまま、インプット量が元に戻る下記の図のようなイメージを今からしておこうと思います。
インプットの量を下げるだけでバランス型にするのではあまり意味はありません。インプット優勢型とかバランス型というのは、相対的な比率のことを指しているのであって、求めてる結果は絶対値の最大量です。
だから、上記棒グラフは、どこまでも右に伸びていくべきであって、100%としたときの比率はそんなに意識しなくていいんじゃないかとも思います。
青色棒グラフのアウトプットをどこまでも増やしていく。つまり目に見える形で結果を出し続けることこそが、インプットとアウトプットのバランスにおいては重要なんだと考えます。
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3冊出版目標
セカンドライフを過ごす上で、毎日が充実して楽しく過ごせれば、それこそがとても幸せであると感じながら生活をしています。
noteに書いて思考整理すること自体がとても楽しく幸せです。自分のアウトプット結果が目に見える形でnoteに残ることを楽しんでいます。
来月2023年12月 ”活字オフ週間” の取り組みを手始めに、アウトプット重視の取り組みの目に見える形としては、2024年中に書籍として3冊出版することを目標にします。
これこそが、思考の集大成で、目に見えるアウトプットだと考え、目標設定としました。
このnoteで宣言してしまったので、自分にプレッシャーをかけながら、さらに思考を磨いて楽しんでいこうと思います。
参照記事↓