思い通りにいかないことについての考察
思い通りにいかないことって、いっぱいありますよね。
このことについて今日は考えてみます。
”思い” があるから、自分の思った通りに進行しないって事ですよね。
この ”思い” があるっていいなーって感じているこの頃です。
現在、セカンドライフを過ごすようになってから、思い通りいかない事が減りました。会社を退職した大きな満足感ってヤツです。
しかし、退社して一年が経ち、
”思い” について考えることが増えたんです。
思い通りでいっているわけではなく、
実は、”思い”自体が減ったんです。
強くこうありたいと思う気持ちが減ってきました。
だから、思い通りにいかないこともなく、
ストレスもなく平穏な日々を過ごしています。
というのが正直なところです。
その強い思い があったので、会社員時代はストレスを感じていたのだと思います。その”思い” があることってうらやましいなと思うこの頃です
恵まれた環境で、贅沢な話をしているのでしょう。しかし、自由な時間とやりたいことが何でもできる環境において、”思い” が減ってきている事は切実な問題です。
高齢者が何もやりたいことがなく、好好爺と毎日過ごしているような気がしてるんなんじゃないかなぁと葛藤してしまいます。
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人生において、誰もが思い通りにいかないことに直面します。思いが強ければ強いほど、それに対する期待も高くなりますが、現実は思い通りに進まないことがしばしばあります。
思い通りにいかないことに対するストレスは、
①自分自身に対してなのか?
②他者に対してなのか?
それによって、ストレスの感じ方が違うのかもしれませんね。
①自分に対しての思いとストレス
自分に対しての強い思いは、目標の達成や夢の実現を追求する原動力です。しかし、思い通りにいかないことが相次ぐと、ストレスが蓄積されます。
なぜなら、自分の思いが強ければ強いほど、結果にも強いこだわりが生まれるから。そして、思いどおりにいかないことがあると、自分を責めたりしちゃうのでしょう。
例えば、強い思いを持ってプロジェクトに励んだにもかかわらず、思い描いた成果が出せなかった場合。これは自分自身へのストレスとなることでしょう。強い願望があればあるほど、失敗や挫折によるダメージも大きくなるでしょう。
②他者への思いとストレス
他者への思いによるストレスは、自分自身へのストレスとは異なる側面を持っていそうですね。
例えば、母親が子供に対する期待度は、思い通りいかない典型例でしょう。子供への強い思いがあり、その幸せを願うあまり、自分の思い通りにいかないことによってストレスを感じるのでしょう。
例えば、社内のプロジェクト推進に、同僚が思い通りのタイムラインで作業をしない場合。毎日に仕事のほとんどが、これですよね。同僚に対して期待をしている思いの強さ分だけ、落胆とストレスを感じてしまいますよね。
③思いが弱い場合のストレス
一方で、思いが弱い場合には、思い通りにいかないことに対するストレスは相対的に軽くなる傾向があります。何かを達成したいという目標があまり明確でなかったり、それほど強い願望がなかったりする場合、結果が思い通りでなくても大きなショックを受けないことがあります。
しかし、思いが弱いために目標を達成するための意欲が低くなる可能性もあります。強い思いがないということは、やる気や努力も減少し、結果的に成長や達成に制約を生じることが考えられます。
セカンドライフを開始して、現在、私が感じている葛藤は、この状態なんです。