ハン・ガンノーベル文学賞受賞

今日10月10(木)は、ノーベル文学賞授与の発表日でした。
ぼくは、紀伊國屋書店新宿本店のパブリックビューイングで、発表の瞬間に立ち会いました。

ノーベル委員会の発表者は自己紹介やノーベル文学賞の経緯や意義を述べたあと、ぽつりと受賞者は、ハン・ガン、韓国の作家です、と発表されました。
ぼくは、「ハ」のあとに「ン」が来てすぐ分かり、一番早く拍手しました。
韓国人の女性、1970年11月生まれと、ノーベル文学賞受賞者としては、かなり若い。韓国人でノーベル文学賞を取るのは彼女が初めて。

ハン・ガンさんの作品を多く訳している斉藤真理子さんは、放送大学の放送科目「世界文学への招待（23）」で、2回にわたって講義をされています。ハン・ガンさんについては、かなり詳しく説明されています。これをきっかけに「世界文学への招待（23）」を見て、ハン・ガンさんの作品を読んでみませんか。