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水野和敏と”愉しいクルマライフ”や”未来への思考”を創ろうⅡ

たった2年半の短い時間と通常の半分以下の”人、モノ、金”で、ポルシェを凌ぐ世界ブランド日産GT-Rを創り上げ、’90年代には” Gr-Cメーカー選手権やデイトナ24時間レース”等…
①クルマの徹底検証動画➪試乗評価+技術,造り,開発背景やデータ&解析含め検証[約60分,1回/月]…
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<定期購読マガジン特典>【対談編-12回】鈴木利男さんとの裏話対談…「台湾 HAITECでの開発と、その文化の違いに戸惑う日々」

台湾は日本のすぐ隣り…その台湾に、唯一  プラットフォームからエンジンまで独自に開発し、台湾と中国で販売している自動車会社がある事を皆さんご存知ですか…? 裕隆グループが販売するブランド "LUXGEN"。その車両開発を担当している会社が『HAITEC』です。 (裕隆グループは、台湾で主に日産と三菱の現地生産と販売をしています。) 2014年~19年までの5年間、私は日本と台湾を兼任してLUXGENブランド車の開発を担っていました。開発ドライバーは、R35GT-Rも一緒にや

【クルマ編-第26回】PEUGEOT 508 GT HYBRID

“コート ダジュールの風が吹く粋なファッショナブル 4ドアクーペ” PEUGEOT 508 GT HYBRID この処、世界中で販売が好調で 商品の市場評価も高い PEUGEOTブランドのフラッグシップサルーン508シリーズ。 カタログのうたい文句は「セダンでもない、クーペでもない、ハッチバックでもない…ファストバックスタイル」となっています。 1990年代には ”ファストバック ” という「優雅で流れるクーペラインのデザインプロポーションと、ハッチバックの実用性」を融合さ

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<定期購読マガジン特典映像>    【Q&A...2021年8月編】

いつもご視聴ありがとうございます。 暑くなったり、寒くなったりの変動が繰り返すこの頃、皆さん体調にお変わりありませんか…? 今回もお寄せいただいたたくさんのご質問の中から、より多くの人に知って欲しいと思われる "クルマ編 2問+思考編 2問" の4つの質問についてお答えします。お愉しみ下さい。 <今回お寄せ頂いたご質問> ・トルクコンバーター式ATフルードの交換…? ・水素燃料エンジンの仕組みと課題…? ・「スキを仕事に」という言葉をどう思われるでしょうか…? ・人の能力を

<定期購読マガジン特典映像>    【正しい ワンポイント・メカ解説編-第8回】オートマチックミッション"Dレンジの賢い使い方と エンジン出力特性の選び方"

今回は、A/TミッションDレンジの使い方とエンジン特性の選び方です。 皆さんは「え~、オートマミッションのDレンジに使い方なんてあるの ? 全てミッションが自動的に選んでいるので使い方なんてないはず…」と思い込んでアクセルを踏んでいませんか! この部分について、セールスマンの納車説明や取扱説明書、そしてメディア情報などでも普段目にしたことが無いと思います。 しかし、実際にはA/TミッションのDレンジ制御プログラムの中にはいくつかの違うマップが組み込まれているのです。 「型式認

【クルマ編-第13回】SUBARU LEVORG

国産で唯一のワゴン専用モデルとして育ち続ける、SUBARU レヴォーグ SUV全盛の中でどのような進化を果たして生き残りをかけるのか…? ハッチバッククーペ風のキャビンと、リヤタイヤハウス周りの新たなブリスター面でスポーティ&エレガント、そして実用性を演出したデザインに新開発1.8Lターボエンジンを組み合わせたレヴォーグ。 その実力と進化を徹底検証して視ると…? 【この中には新商品開発に於ける、企画やブランディングのヒントも数多くあります】 「強い曲面のルーフとハッチバッ

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<定期購読マガジン特典映像>    【対談編-第6回】山下敏男さんとの裏話対談…「デザイン開発-Ⅱ…スカイラインR34GT-R・デザイン開発の裏側」

達人との真実の裏話対談、今回は〖デザイン開発-Ⅱ…スカイラインR34GT-R・デザイン開発の裏側〗です。 “直列6気筒エンジンを搭載した最後のスカイラインGT-R”として、新車時の販売価格を上回る中古車価格で取引されているR34GT-R。 しかし中古車マーケットで高価な再販価格を得るには「単なる最終モデル」という看板だけではダメで、時間が経っても”古さと飽き”を感じさせない「デザイン・プロポーション」があってこそ造られるものです。 今回もクルマに限らず、様々な商品の開発に役

【思考編-第11回】国産プレミアムセダンのデザイン変遷と現状、本当は国産セダンが市場を縮小させているのでは…?

フリートーク講座 “目的に応じた本質の捉え方と、その使い方-そのⅢ” ”国産プレミアムセダンのデザイン変遷と現状、本当は国産セダンが市場を縮小させているのでは…?” です。 国産のセダン自身が「SUV等で流行りの派手さや威圧感」と「旧型との比較差別感」だけを追い、本来プレミアムセダンが存在する意義と価値 "機能や性能に裏付けされた賢さや合理性"という本質を外れた商品になってしまっているのでは…今回はデザインを通して解説します。 本質を見失う怖さも知って下さい。 メディアなど

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<定期購読マガジン特典映像>    【対談編-第5回】鈴木利男さんとの裏話対談…「日産GT-Rの開発-Ⅱ…ドイツ ニュルブルクリンクでの開発の実際の裏話」

日産R35GT-Rの過酷で苛め抜いた開発は、世界最高のマルチパフォーマンス性能を造るだけでなく、ポルシェを遥かに凌ぐ中古車価値(劣化の防止)までも視野に入れていた。 レーシングドライバーとして日本もさることながら世界で結果を残し、開発ドライバーとして世界に誇れるR35GT-Rの超高性能を育て、現在は株式会社ノルドリンクの代表取締役として活動し、多くのスーパーカーファンが憧れる鈴木利男さんとの裏話対談。 今回は「一度はGT-Rの開発を断った私が、なぜ全ての責任者を受けたのか」

【思考編-第9回】織田信長と明智光秀の思考差 ”何故、光秀は信長を討ったのか?”〖前編〗<2021年 特別講座>

コロナ禍などで ”会社、ビジネス、個人”それぞれのレベルで「今すぐ変えていくか…?  それともこのままにして収束&復活を待つか…?」 不安や迷いを抱くこの時期に、今後を考える”先見思考”のサポートに最も相応しいと思われる「織田信長と明智光秀の思考差、何故 ”光秀は信長を討ったのか…?”」を“水野流新説本能寺の変、本当の要因”から講演します。 「えっ!! なんで今のこの時代と"本能寺の変"が結びつくの…?」と思われるのは当然だと思います。今迄マスコミや専門家の方が言ってきた

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<定期購読マガジン特典映像>    【正しい ワンポイント・メカ解説編-第4回】タイヤ編-Ⅰ "空気圧について”

正しい ワンポイント・メカ解説講座。今回は、タイヤ編-Ⅰ” 空気圧について ” です。日常誰もが知っていそうなことですが…正しい知識を持っていますか ? 「タイヤの空気圧の点検と調整はガソリンスタンドでやってもらえばいいや」…私はそうしません。 クルマを開発する時、レース車でも市販車でも車と併せてタイヤの開発も自身で遣ってきたからです。 タイヤの中は空洞で、空気を入れて初めてタイヤとしての機能を発揮するのです… 一般にタイヤの空気圧点検は「燃費の為」的な宣伝や媒体の情報は

【クルマ編-第9回】PORSCHE MACAN

ブランドと高性能を自然に日常に溶け込ませた、ステータス・カー マイナーチェンジで見せた本物への進化が”ポルシェらしさ”の姿 今回は、”迎えに来て欲しいクルマ選び”でいつも上位にランクインする定番のクルマ、Porsche マカンを取り上げてみました。 フォルクスワーゲンと共用のプラットフォームを使いながら、それを微塵も感じさせず、きちんとそのコンセプトを実現してくるポルシェのSUV。 ポルシェらしさの演出、決してオーバーワークになっていない性能の演出、そして、いざという場面

¥2,600

【思考編-第8回】世界初、2シータースポーツ~セダン~SUV迄の編集設計化、統合プラットフォーム(FM)の発想と実現化の開発エッセンス・・・

フリートーク講座 “ 目的に応じた本質の捉え方と、その使い方-そのⅡ” です。今回は「世界初、2シータースポーツ~セダン~SUV迄の 編集設計化、統合プラットフォーム(FM)の発想と実現化の開発エッセンス」の話をします。 ’90年代、オフロードから派生したSUVと 従来からあるセダン、そして2座席のスポーツカーは、車型や使用する目的そして駆動方式やデザイン等が全く違う為、エンジンルーム&フロア周りをまとめたプラットフォームやエンジン&パワートレインそしてサスペンション等は「

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<定期購読マガジン特典映像>    【対談編-第4回】山下敏男さんとの裏話対談…「デザイン開発-Ⅰ…Z32フェアレディ・デザイン開発の裏側」

今回の真実の話は、スポーツカーの新しいデザインを創りだす時の葛藤や苦労、そして発想の原点等についての対談です…… バランス感のあるプロポーションや、新鮮なディティールで今なおファンから愛される、Z32フェアレディやR34GT-Rのデザインをチーフデザイナーとして生み出し、その後アメリカ サンディエゴのデザインスタジオで女性チーフデザイナーをサポートし、Z33フェアレディのデザインを造り上げた、山下敏男さんをゲストに、デザインの裏側にある真実のお話を伺いました。 今までにな

<定期購読マガジン特典映像>    【Q&A...2020年10月編】

今回も色々なご質問を頂きありがとうございます。 頂いた質問の中から、皆さんにも関係が深い次のような内容を取り上げてみました。 ・ガソリンやオイルに入れる添加剤について ・日本の今後のモノづくりについて ・左ハンドルで開発された車が右ハンドル仕様になった場合の弊害は?  (欧州の左ハンドル主体の車を日本仕様(右ハンドル)で使う時に弊害はあるか?) ・普通の会社ではクロスファンクショナルな仕事のやり方や組織を超えた権限を持つことは難しい? これらの質問について画像でお話しま