【クルマ編-第9回】PORSCHE MACAN
ブランドと高性能を自然に日常に溶け込ませた、ステータス・カー
マイナーチェンジで見せた本物への進化が”ポルシェらしさ”の姿
今回は、”迎えに来て欲しいクルマ選び”でいつも上位にランクインする定番のクルマ、Porsche マカンを取り上げてみました。
フォルクスワーゲンと共用のプラットフォームを使いながら、それを微塵も感じさせず、きちんとそのコンセプトを実現してくるポルシェのSUV。
ポルシェらしさの演出、決してオーバーワークになっていない性能の演出、そして、いざという場面ではポルシェの神髄が出てくる走り、マイナーチェンジを通して本物のPorscheマカンへと成長した姿を見せてくれた。
正直な処、発表直後のマカン初期モデルのハンドルを握った時…「これ本当にポルシェが造ったクルマ? ワーゲンのプラットフォームに無理やりポルシェのパワーとハンドリングを演出してきた。確かに、飛ばせばポルシェらしくて良いけど、日常域では私のお気に入りの”ポルシェ流技術の倫やかなこなし” は未完! 後席の突き上げはあるし、エンジンもドッかん出力、後ろは突っ立ち感で、前のストロークで曲がっている…」という印象でした。
それは改良され続けましたが…今回検証したマイナーチェンジ後のマカンは、本当のポルシェに生まれ変わっていました。
パワーの出方、ハンドリングの前後バランス、フラットライドな乗り心地、シートのフィット&ストローク感など、すべてが進化していました。
但し、コンソール上面に同一形状でフラットに並べられた多くのスイッチ類は、未だに私は走行中は余り使う気がしませんが…
此処から先、詳しくは本編の画像の中で紹介と解説をします。
やっぱり…発売した後も商品を育て続けるポルシェの姿は素晴らしい!
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