メンバーによるオンライン鼎談企画4回目。今回はVn:Kei, AikoとCem:Mizuho。ヴィヴァルディ計画の第2段は、小編成の室内ソナタ。てんやわんやの第1段ほどではないけれど、まだまだ試行錯誤があるみたい。 Kei:さっき第2弾のYouTube公開終わりました! Mizuho:おつかれさま〜 Aiko:良い仕上がりになってよかったです! Kei:第2弾は前回と打って変わってトリオソナタだったけど、どうだった? Aiko:少人数のアンサンブルは久しぶりだったけ
Text:Kei [Vn./Vla.] 結局初回の動画公開は、予定だったクリスマスから正月にずれ込んでしまって、でもそれはそれでみんな家族との会話のネタになったようで結果オーライ。僕の場合も、他のメンバー同様に一番喜んでくれたのは実家の両親で親戚中にYouTubeのリンクを送りつけているらしい。 大きな誤算だったのは、このプロジェクトに取り組むまでは「録り直しできるんだから、普段の本番よりはクオリティの高い演奏になるだろう」という目論見が完全に崩れ去ったこと。 いざ取り組
Text:Wakana[Vn.] 2021年9月に再始動したヴィヴァルディ計画。2022年1月1日に演奏動画第1弾が無事公開された。 SNSにて事前にアナウンスをしていたので、年賀状に楽しみにしているとコメントをくれたり、しばらく会っていない友人が観て感想を寄せてくれたり。コンサートとは少し違う反響を楽しませていただいた。 振り返ると、思った以上にやりがいのあるプロジェクトだった 「私たちの団体がやりたいことがリモート合奏でできるのだろうか?」ということに、当初、私自
Text:Aiko [Vn.,Va.] 2022年1月1日、ついにヴィヴァルディ計画の演奏動画第一弾が公開となりました。私は主に動画の編集に携わっていましたが、さまざまな試行錯誤を経て完成形に辿り着いたわけで、今回は動画の編集についてのあれこれを書いてみようと思います。 コロナ禍とリモート合奏動画編集 約2年前、コロナの流行により様々な演奏の機会が奪われたことがきっかけで、「リモート合奏」とか「テレワーク合奏」といった動画が紹介されるようになりました。例に漏れず、私も友
メンバーによるオンライン対談企画3回目。今回はCem:MizuhoとVn:Mayumi。当初2021年のクリスマスに演奏動画を公開すると告知していたものの、予告なく公開が2022年のお正月にずれ込んだ理由は…? Mizuho:やっと動画公開されたね。 Mayumi:そうですね。 Mizuho:公開されてから周りの人たちの反応どうだった? Mayumi:冬休み中だったので家族や親戚がみてくれてうれしかったです!おじいちゃんおばあちゃんも見てくれて喜んでくれました。 M
メンバーによるオンライン対談企画2回目。今回はCem:MizuhoとVn,Va:Aikoの2人。 Mizuho:今日のお題は「コロナ禍何してた?」って話だけど、その前に今日会ったよね。 Aiko:お昼に会ったのに、今オンラインっていう。 Mizuho:ね、オンラインではよく話してたけど、リアルに会うのって久しぶりだったよね。 Aiko:最近習い始めたオーボエのリードだけ買って帰る予定だったのに、思いがけず会えてよかったです。 Mizuho:リード買うだけのはずだった
メンバーによるオンライン対談企画。1回目はともにVn.のKeiとWakanaの2人。 Kei:今日のお題は「ヴィヴァルディ計画、ところで何をやっていこうか?」 Wakana:まずは調和の霊感全曲制覇だね。 そもそもヴィヴァルディ計画って、それが目的だったよね。 Kei:結局、今までコンサートでやったのって2曲? Wakana:前回のコンサートでは2曲だけど、その前に1曲やってるよね。 Kei:あー、俺がソロやったやつか。 Wakana:そうだね。全部で12曲だから、今回を終
note「ヴィヴァルディ計画」にご興味をもってご覧いただき、ありがとうございます。一昔前の言い方っぽいですがこのサイトの「管理人」のTohlと申します。 このnoteの一連の記事は、クリスマスに動画を発表することを最終ゴールとして、その軌跡を記録していくドキュメントです。今回のプロジェクトに関わる演奏者一人ひとりが自分の思いを自分の言葉で記録していくことで、「ヴィヴァルディ計画」とは何なのか?という問いに、その輪郭を明らかにしていきます。 まずはごあいさつ代わりに先日、W
2021年9月、ヴィヴァルディ計画が再始動した。 ◇ ヴィヴァルディ計画とは何者なのか。 名前の通り「ヴィヴァルディの曲を演奏したい」と集まったメンバーによる、コンサートシリーズである。特に「調和と霊感」作品3の全12曲を演奏することを目標としている。コンサートの名称なのか、団体名なのかは、私もちょっとあやふやだ。 元を辿ると、インヴェンツィオーネ・アルモニカ(古典派を演奏するアマチュアオーケストラ)の打ち上げの席で、「ヴィヴァルディ、弾きたいんだよね〜」との呟きに、