【メンバー対談-01】 ヴィヴァルディ計画、ところで何をやっていこうか?
メンバーによるオンライン対談企画。1回目はともにVn.のKeiとWakanaの2人。
Kei:今日のお題は「ヴィヴァルディ計画、ところで何をやっていこうか?」
Wakana:まずは調和の霊感全曲制覇だね。
そもそもヴィヴァルディ計画って、それが目的だったよね。
Kei:結局、今までコンサートでやったのって2曲?
Wakana:前回のコンサートでは2曲だけど、その前に1曲やってるよね。
Kei:あー、俺がソロやったやつか。
Wakana:そうだね。全部で12曲だから、今回を終えるとあと8曲!
Kei:多分、しばらくはこのままリモートでやってく感じだよね。
Wakana:うん。リモートの面白さもわかったしね。リモートでも、このメンバーで弾き続けることに意義があると思うな。
Kei:収録にめちゃめちゃ時間と手間がかかって、実際の本番よりも辛いかも。慣れれば大丈夫だと思うけど。
Kei:ただ、アマチュアのうちらがこれを出し続けて、観てくれる人どれほどいるのかな?その辺りのモチベーションが難しくなってきそうだね。
Wakana:確かに。収録は、自分の実力なさを客観的に見ることになって、なかなか辛い。
モチベーションは難しいね。客席の拍手みたいに、その場で返って来るものがないし。
Kei:でも、コロナ禍が改善したとしても、リモートでの配信は続けて良いかなーって思ってる。
Wakana:そもそも私たちは、自分たちが楽しみたい、面白いことやりたいっていう思いが強いよね。
リモートも、やってみたら面白かったから、これはこれでいいと思う。
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Kei:確かに、これまでWakanaさんと15年くらい一緒にやってきたけど、ここ何年かは自分たちのことよりも周りの声聞くのに必死だった気がする。
Wakana:音楽楽しくやるって、楽器弾けばいいだけじゃないところもあるからねー。
Kei:なんか、続けることを考えるといろいろ厄介なことが生まれるんだよな。だから、あんまり先のこと考えない方が良いかもね。
Wakana:メンバーも変わっていくし、同じメンバーだとしても、それぞれの環境が変わるとできることが変わっていくからね。
Kei:そうだね。
ところで、ヴィヴァルディ計画を始めた時に、ゆるい方向性を二人で話したっけ?「リハーサルは少なめ」とか(笑)。
Wakana:それ話した気がするね。
Kei:経済的に自立したいとか。
Wakana:そうそう。メンバーの負担もできるだけ減らしたいとか。
Kei:アマオケは結局、リハーサルが長くて、経済的に自立できなくて、メンバーの負担が大きいってことだね(笑)
Wakana:そうなんだよ。すごく負担で、意外と自分がやりたいことはできなかったり。
Kei:その代わり、黙って弾いてるだけで本番は成立する。
Wakana:(笑)
Kei:今、リモートでやり始めることができたのも自立したメンバーが多いからかなあ。
Wakana:そうかもね。
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Wakana:ヴィヴァルディ計画って、いい意味で緊張感あるよね。適当に弾けない雰囲気。
Kei:リハーサルの少なさだろうね。前回のコンサートは3回くらい?
Wakana:実際のリハはそのくらいかな?
危機感から、パート練何回かした気がするけど。
Kei:それはね、不本意だった。あんまり練習回数を増やす方向に行きたくないんだよな。
Wakana:本当は前日+αで合わせて本番に持っていけるくらいだと、本番の緊張感ももっと楽しめるんだろうね。
Kei:それくらいだと、揉めにくいしね(笑)
Wakana:そこか(笑)
Kei:あとは、同じ集団でも編成をちょこちょこ変えて、いろんな本番を勝手にやれば良い。
Wakana:IAでちょこちょこやってた、出張コンサートも面白かったよね。ありえない編成でもなんとかプログラム考えたりして。
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Wakana:ヴィヴァルディ計画も、リモートに収まらずに、もっと面白いこと企画したいな。
Kei:ヴィヴァルディ計画というのれんを使って、少人数でいろんな企画をやっても良いかなって思ってる。
ただそうなると、ヴィヴァルディって括ったのが、ちょっと足枷になるんだよな(笑)
Wakana:もはや、ヴィヴァルディに拘らなくていいか。
Kei:マーラー室内管が、マーラー以外もやってるのと一緒だと思うよ。
Wakana:個人的にはラモーももっと演奏してみたいなー。コレッリとか。
Kei:コレッリやってないねー。
Wakana:今度コレッリやろうよ。調和の霊感は1曲ずつ進めつつ。
Kei:そのペースだね。
Wakana:焦る必要もないから、やりたいこと続けていけるといいよね。
Kei:うん、ほんとにそう思う。毎回、目先のことだけ考えようかな。
Wakana:賛成。
Kei:で、気づいたら俺が首になってたり(笑)
Wakana:二人とも首になってるかもわからないよ(笑)
Kei:その気概が欲しい!
メンバーに自立してもらって、このプロジェクトとしては「特に方向性を持たない」という方向性で(笑)。
Wakana:そうだねー。