何故❓自制心欠如の犯罪が増えるの?
モラル(コンプライアンス・マナー)欠如の源は❓
私は若い頃、今で言う反(裏)社会行為をする
仲間と一緒に人として決してしてはならない
行為行動をしたり感情の儘に刹那な行動行為、
大切な人へ平気でその善意を裏切る生き様をし、
今なら罪になる行為をして来ました。
🙇心ばかりの細やかな恩かえし
このようなことでからか、
裏社会で生きる人、犯罪を起こす人
その予備軍の人達の気持ちを多少なり
推察することも出来るつもりです。
ひと言でいえば
「根っからの悪人は、ほんの一握り」
と思われます。
さて、
最近起きている凶悪犯罪の若年化、
教員・官僚・警察官など国家公務員の
コンプライアンス無視、ハラスメント、
イジメは、モラル欠如と自信がない人が
加害者(場合により被害者)になる可能性
が高くあり、近年起きている、相武台、
相模原・京アニ・大阪のクリニックで
起きた無差別殺傷事件の後、その対策
は施されされるが原因・起因・要素の
追求が為さされない故、また同様な事件
や犯罪が現実として起きています。
その原因・起因を察するに
下記の項目に因るのではないか❓
と考えます。
(行政機関の法令・規制を除く)
💕事件犯罪の原因・起因を推察する
▶正しい道徳教育、人間力育成不足
▶孤立(無視行為・認知不足・被害妄想 ▶イジメ・格差意識・虐待・劣等感)。
▶家庭環境(片親・所得格差・親の放置)
▶人の思惑・他人の眼の意識過剰
▶引籠りによる意思表示能力の不足
▶コミュニティでの繋がりの不信感
▶自信の欠如
▶恥の躾の強制(親の人間力不足)
▶幼少時の善悪、正誤、罪の教育不足
▶指導教育者の人間力育成不足
▶正対意識と取組み姿勢欠如
▶自己保身の正当化
▶個人優先社会環境の誤解
▶感情のコントロール法の不得
▶ITの進化に人間力育成が追い付かない
▶コミュニケーションの場の減少
▶日本人の心-和=調和の理解不足
▶豊かな社会環境になり知足の意識の衰退
以上、このようなことが
原因・起因でないでしょうか❓
この様なことを今の社会環境に合わせ
独断と偏見で思考してみます。
①現在の子育て世代に道徳教育が
徹底されていない。
1945年~1958年は実施されなかった。
「道徳」が学校の正式科目となったのは、
実に七十数年ぶりです。
以前は小中学校では道徳の時間が週1回、
教科外活動として設けられていました。
2015年に学習指導要領が一部改訂され、
道徳は「特別の教科」=(道徳科)として
位置付けられるようになりました。
新たな学習指導要領は、
小学校では2018年度から、中学校で
2019年度から全面実施されています。
「特別の教科-道徳」で扱われる内容の
項目は「4つの視点」としてA・B・C・D
に大きく分けられています。
小学1~2年生に該当する項目を
以下でタイトルだけまとめます。
A.主として自分自身に関する
B.主として人との関わりに関する
C.主として集団や社会との関わりに関する
D.主として生命や自然、
崇高なものとの関わりに関する
②各教材は、日本の文化環境に適しているの❓
今、様々な取組みに使っている
欧米の教材は果たして日本文化に
照らした上で活用しているか❓
と言う疑問があります。
イジメや様々な人的弊害の原因(源)に
焦点を当てずその対策ばかり取組んで来た
今迄を顧み「原因・要因・起因」に焦点を
充てることは素晴らしいと思います。
今、日本人を代表する人物として
MLBの大谷選手は世界中で人間力の
優れた日本人として取上げられています。
近くは教科書にも載るそうです。
以前の記事に度々載せている
Nippon人力=日本人の人間力に
いま、焦点を当てる時が来ている。
それは青少年の犯罪減少やモラル欠如を正す
ためにも必要不可欠ではないでしょうか❓
🌎諸外国でモラルをどう育んでいるの❓
(以下、教育評論家の森口朗氏
の新著☟より抜粋)
『誰が「道徳」を殺すのか』
▶一時期日本の教育界で『見習え』の
大合唱が起きたフィンランドです。
「なぜそうするべきなのか」
「なぜしてはいけないのか」
と言うモラルや価値観は、
フィンランドの宗教教育です。
▶これによく似ているのがドイツ。
心の教育については基本的に宗教
の役割と考えられており、憲法で
宗教教育が定められている。
▶フランスの公民教育
公立学校の教育では徹底的に宗教性が
(『ライシテ』と呼ばれルール化)
排除されていて『義務』『無償』と
並ぶ3大基本原則になっています。
市民の権利に関することは勿論、
フランスが有する
『自由・平等・友愛』などの諸価値
や『国家、国防及び国民の安全保障』
といった項目も学習します。
科目名は日本の小学校に当たる
初等教育では『道徳・公民』、
中等教育では『公民』となっています。
▶イギリス、アメリカの「市民学習」
イギリスはこれらの国々とは異なる
ベクトル「多様性」と「公民教育」
を打ち出している。
▷アメリカの道徳教育。
現在でも、アメリカでは社会科の
一つとして公民教育・市民教育を
実施しています。
但し、教育制度が州によって趣が
異なるので『アメリカの道徳教育』
を一律に論じることはできません。
ただ、民間団体も協力して
全米共通スタンダードが作成され、
各州が概ねそれを参考に市民教育
を行っていると考えられます。
因みに全米では学力調査が
実施されているのですが、
市民教育も学力調査の対象になる。
以上の国々の国民道徳の基底には、
キリスト教が存在します。
それでもこれほどまでに各国の
教育制度は異なるのです。
詰り、
どのような道徳の規律を有するかは、
その国の国民性そのものです。
まさしく『道徳は国柄を表す』
ことを表現しているのです。
私事ですが子供の頃から高校まで、
両親同士のD.V・不仲と父からは強烈な
体罰を受け、母からは無視されるという
D.V いじめと無視される孤独感を体験し
逃げ場がない辛さを度々味わいました。
そして、日々両親の顔色を見て生活するに
ような子供になってしました。
今振り返ってみると思い遣りの心の大切さ
に気付いた50代半ばまで私の中に「心の闇」
が少しは在ったように思われます。
社会人になってからは色んな「心の闇」を
持ち刹那に自分の感情の儘に生きている
様々な立場や環境の人達に合いました。
このような体験からの失敗や心の葛藤、
生き方の指針、心の在り方の学びもこの
日本人の人間力UPProjectに載せています。