『有り難い』の自覚認識
それは生かされ生きていられる【証】
🍀支えられ生かされている🍀自覚 と認識
私達、ひとり一人の生活活動は
周囲の人々や物質からの
様々な支えや祖先の恩恵を受け、
「他人に支えられながら、
生かされている人生」
であると思います。
それは、
互いに支え合う人の文字であり、
社会や会社の「会」の字にもあります。
先年の異常気象による台風災害や
自然震災の被災地多種多様な支援
を受け、多くの人々の温かな心に
支えがあり生きていられることに
ついて、子供から年配者に至る、
老若男女多くの被災者の皆さんが
口をそろえて
「ありがたい」
「お陰様で命がある」
「見ず知らず人に
助けられ、励まされた」
と言う心からの感謝の言葉や
御礼の声を多く耳にしました。
また一方で、
多くのプロ、アマのスポーツ選手、
世界中のプロスポーツ界で目を
見張るような素晴らしい成績を
残しているアスリートの人達、
芸能界、歌手、舞踏家、などの
エンターテナーと呼ばれる人達は、
普段から多くのファンの人々に
支えられているから今があると言う
現実を強く自覚認識しているからこそ、
その多くの支えの力があるからこそ
素晴らしい成績や色々な成果を
生み出しているのだと思います。
このようなエンターテナーやアスリート
と言われる人達は、心と生活を支えて頂く
ファンの有難味、その力の影響力の凄さや
心を動かす数々のエネルギーの大切さを
身を以って味わえているからこそ、
自然災害被災地において目に見える、
見えないに関わらず、色々な支援活動
ボランティアも誠心誠意の心と行動で
精一杯しているのではないでしょうか。
私たち凡人と言われる人間は、
豊かな社会環境や潤いの生活の場があり、
欲しい物はなんでも手に入ることが
当たり前に成ればなるほど、
自分は
「人に支えらながら生かされている」
と言うことを忘れてしまうようになり、
自分の都合や快楽、娯楽を優先する言行、
自分だけが楽しく満足出来ればよいなど
と言った自己満足「個」の意識や生活を
自分中心に物事を考え、周りの人々に
支えられ生かされているということを
慢心したり幸福の真只中に居ると忘れ、
人との繋がりを疎かにしまいがちです。
最近、
体験しているこちらの無私の心に反する
無視・既読スルー(KS)と言ったことも
日本の心である調和やおもてなし、
繋がりが求められる活動を自ら否定する
行為であるのでは❓受止ております。
モラルとマナーの理解認識
また、
2019年に多発した様々なマナー違反や
モラル欠如による祭り・イベントの中止
この度のコロナ感染症の広がりの中、
路上飲みや自粛拒否と言ったことは
「私たちは人の文字の如く、助け合って
互いが生かされ生きていられる」と言う
根本的なことを物や情報の豊かな環境で
見失っている故ではないでしょうか。
私達人間は皆、親から命を授かり、
両親や肉親に育てて頂き成長し、
一人前の社会人となり、
夫々が授かった大切な人生を、
独りの人間として、社会人としても、
その自覚を持ちながら生きています。
大人になり社会に出て、
いつまでも独立できず自分で考える
ことに努めないで人に頼ってばかりいる人、
詰り、自分は一体どんな自分なのかを
理解し弁えていない人は、寂しいかな
一人前の社会人として扱って貰えません。
人は、決して自分だけの力で生きて
いられる訳でなく、多くの自然の恵みや
育ててくれた両親の様々な大きな愛情、
又、周りの目に見えない大勢の人々の
お蔭(支え)があって成り立っているのです。
様々な苦難にあった人達から良く耳にする
「お陰様で」と言う感謝と御礼の言葉も、
このことを言い表し示しているのです。
自分の力だけで「生きている」という、
厚かましく、自惚れた慢心、自己満足ではなく、
自然、家族、会社、生活の場である社会環境や、
周囲の人々の目に見えない恩恵で
「生かされている」と言う、
互いを思い遣る感謝の心で日々過ごし、
生活をして行きたいものです。
日々、朝晩の食事や飲食物を頂く前に、
手を合わせいただきますと言うことも、
食事(食べ物)を作って下さった人は勿論、
食物の元となった生命体や食の材料となる
物を一生懸命作って下さった生産地の人々、
産地から運搬して下さった方々への労い
と感謝、敬意を表す心身の活動なのです。
先ず、親となる人達がこのような
生かされていると言う感謝の心を
いつも持ち続けて子供達にその姿を見せ、
その心と表現方法を教えてあげて欲しい
と心から思っています。
そうすることで、
これからの日本の将来を担う子供達や
若者達も生かされていることの感謝の
気持ち、思いやりの心を備え表し、
日本ならではの四季折々の美しい自然環境、
と共に家族や周囲の人々を大切にし、
その人々の役に立つ立派な社会人に
育って行くことでしょう。
人々に「生かされている」と言うことを
自覚・認識し、それを実行に移すことは、
ひとり一人が、自分らしい自分を知り受容れ
自らが日々触れ合う相手を人として
認める」ことから始まり、
「大切な人の、大切な○○○を、大切にする」
ことをいつも心に置きながら、触合う人達への
リスペクトや感謝のリアルな態度や言動、
バーチャルな思いやりや気遣いに表わす
活動に転がけなければならないと思います。
自分らしい自分を見つけ出すと言うことは、
自利利他である
“自分のためであり、そして人のためである”
と今の歳になって本気で理解出来ました。
(´;ω;`)ウッ