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介護・介護福祉士の心得

介護従事者の心得

現在の日本は少子高齢化社会に入ると共に
認知症の老人や精神的、身体的に障害のある人が
増えているのが現状で、国としての様々な施策を講じています。

今の社会において介護の仕事は、「心」を持つ人間が行う仕事です。
「人」と触合って「人」を助ける仕事をしたいと思う「人」であれば、
とても働き甲斐のある良い仕事なのではないでしょうか。


◆志望動機

 (http://kaigo-garden.com)から転載

1位:働きがいのある仕事だと思ったから

2位:資格・技能が活かせるから

3位:今後もニーズが高まる仕事だから

4位:人や社会の役に立ちたいから 32.0%

5位:お年寄りが好きだから 25.6%

6位:介護の知識や技能が身につくから 24.3%

7位:身近な人の介護の経験から 16.5%

さて、これまで医療(看護)に関連し、色々な投稿をして来ましたが
介護についてのものはあまりありませんでした。
私の母も、最近認知症と判明し、デイサービスを受けておりました。

ひとりの人として、また被介護者の家族として、
施設の介護士の皆さんに求められる
一人の人」としての心の持ち方(心得)、
介護福祉士の仕事について私見を含めて書いてみます。

この仕事は上の志望動機に在るように
とても「働き甲斐のある仕事」です。
働き甲斐は、社会で生活する「一人の人」として、
人様の役に立てる、多くの人に支えられて生きていられる、
人笑顔にし喜んでもらえる、自分の存在が認められる、
お世話奉仕することが楽しい、などが得られると思います。

他にも、介護士の資格を取る時に学んだこともあると思いますが
介護士にとって最も大切なことは、被介護者が、もし
自分だったら、大事な人・大切な人だったら、愛する人だったら
などと言った相手の立場に成り切れる気持ちを持てること、
同時に、被介護者の健康と心の癒しをしている自覚、
この仕事が出来る環境に感謝する心を言行に表すこと
様々な周りの人々や仲間へ安心感を与えられること、
被介護者やその家族を心からの笑顔に出来ること、
自分が周りの人達から必要とされる人になること、
である心身の様々な活動をすることではないでしょうか。

まとめると
生かされた恩返しをしている生きるための奉仕をしている
人の文字の如く社会と人に「支えられ、支えている
ことを心得ことであると思います。
また、個人的感情を出さず見せない、
人としての「優しさ」も大事です。


※「優」の字は人と憂いと書き、他人の憂いに人として寄添う意。
 介護士に求められる主な人間力は「思いやり」であり
 見返りを求め望まない「利他の心」に他なりません。

👨介護の仕事は

その仕事は、主に日々の生活で人の助けを必要としている
高齢者や認知症、身体的障害を持っている方に対し
人としての心を以って介助を行うことが基本的な考えです。

詰り、被介護者が安心して暮らせることが出来るよう、
心身を安らげる場所作りと利用者の気持ちを優先することです。
老人介護施設は利用者にとっては家同然です。
快適に過ごせるように身の回りのお世話をするのが介護です。

介護の基本的な仕事は入浴介助や移動の手助け、
居住環境の整備、食事の提供、排泄介助など
日常生活を中心に手助けをしていくことです。


介護施設内での娯楽、様々なレクレーションやスポーツ、
高齢者との会話・コミュニケーションも介護の大事な仕事です。
いかに利用者が笑顔で生きている喜びを施設で楽しむことが出来るか、
リフレッシュさせられるか否かが、施設全体の活動指針や
介護士の力量・チームワークにかかっています。

👥介護と看護の違い

介護・看護最近、人気のある職業の中に介護と看護があります。
人気というよりも、手に職という意味では収入も安定していますし、
国で定めた法により、どの都道府県に行っても介護の仕事内容が同じです。
そう考えれば、仕事の大幅な変更がないので、
基礎が分かっていれば、心身共に健康な人ならば
誰にでも出来る仕事なことに違いありません。
ただ、介護と看護でも大きな違いがあります。
基本的に、介護も看護も人を助けるという意味では同じです。

即ち、考え方や仕事内容は、大きく違ってくるのです。
では、どのように違うのでしょうか。
少子高齢化社会になり介護という言葉をよく耳にします。
まず、介護は基本的には日常生活の延長なのだと捉えることです。

例え家でも施設であっても、日常生活の延長であり
それは家のようなイメージで過ごすことが出来るのです。
そのため、例え施設であっても心地良さと

そこに入っている人の気持ちが優先されます。
このように、一見同じような言葉のように聞こえても、

実際はこのように仕事内容とコンセプトが違うのです。
ただ、介護士と看護師の志は同じように思われます。

※言葉の解説(辞書検索)
「介護」病人などを介抱し看護すること。
「介護」という単語は、介護用品メーカーであるフットマーク株式会社
(東京都墨田区)の代表取締役・磯部成文(いそべしげふみ)により
「世話をする側とされる側のお互いの気持ちの交流を考えて『介助』と
『看護』を組み合わせて作った造語」という説もあるが、
上記のとおり1892年には法令に出ている熟語である。

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五つの柱


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