管理・経営者の人間力
管理者の取組み意識
管理の意識の礎は人と人の間で生きる
人間であることが大前提です。
今世間を騒がすB社の管理経営陣に
欠けている、と受止められることは
経営陣に日本社会全体に蔓延している
利己的で自制心欠如と人間力無視に因る
と体験から推測します。
📖古からの教え【因果応報】
余談ですが、
人生半ばで関わっていたとある会社の
経営者がB社の管理経営者の言動意識
=スタッフを我欲の道具に使う姿勢は
酷似していたと思い出しました。
残念ですが結果としてその経営者は一代
で得た大きな財を失ってしまいました。
今思うに、その経営者も【因果応報】
を体験することになりました。
📖古からの教え「天知る地知る我知る人知る」
誰も知るまいと自分は思っても
天も地も知っており、
私もあなたもそれを知っている。
知るまいと思われることでも
必ず誰かが知っている。
情欲で為した行為・不正・悪事は
いつかは必ず露顕するものだ。
管理は、一般的な表現をすれば、
管理する側と部下との間で、
「管」は上下を繋ぎ、信頼や絆を
創り出すものだと言うこと。
中に詰りの無い「管」=パイプがあって、
様々な「理」の要素を互いに流し合うこと。
もう一度、
心を持つ人間を管理する者として仕事上の
管理の意識を見直してみては如何でしょう。
また、私見ですが、
角度を変えた別の解釈で、
管理の【管】は、
管理者と部下とを結ぶ「管」=パイプの意。
一方の【理】は、
ことわりと言われる道理、理の叶う道筋
で活動する、即ち理由、理解、理屈、
理運、理財、理性、理知、理念、倫理、
の各要素を管理者と部下との間で円滑に
行うことを指し意味すると解します。
詰り、
下記した①~⑧熟語の意を認識した上で
計画し実行に移すことが「管理」てある。
📚辞書検索【管理】
※大辞泉より転載
1 ある規準などから外れないよう、
全体を統制すること。
「品質を管理する・健康管理・管理教育」
2 事が円滑に運ぶよう事務を処理し、
設備などを保存維持していくこと。
「管理の行き届いたマンション」「生産管理」
3 法律上、財産や施設などの現状を維持し、
また、その目的にそった範囲内で
利用・改良などをはかること。
※転載終
①~⑧の夫々を大辞泉で検索すると
以下のような説明があります。
※ 代表的な熟語を選んでみました。
📚【管理】に関係する熟語
※大辞泉より転載
①理由
物事がそうなった、または物事を
そのように判断した根拠。わけ。
子細(しさい)。 事情。
「健康上の理由で辞職する」
2言い訳。口実。「風邪を理由に休む」
②理解
物事の道理や筋道が正しくわかること。
意味・内容をのみこむこと。
「理解が早い」
2 他人の気持ちや立場を察すること。
「彼の苦境を理解する」
③理屈
物事の筋道。道理。
「理屈に合わない」
「理屈どおりに物事が運ぶ」
無理につじつまを合わせた論理。
こじつけの理論。屁理屈。
「理屈をこねる」
④道理
物事の正しい筋道。
また、人として行うべき正しい道。
ことわり。
「道理をわきまえる」
「道理に外れた行為」
筋が通っていること。
正論であること。また、そのさま。
「言われてみれば道理な話」
⑤理運
良い廻合わせ。幸運。
「理運を得る」
道理に叶っていること。
当然出あうべき廻り合わせ。
道理に叶った廻合わせ。
優越した立場をもとにして、
勝手に振る舞うこと。
⑥理財
財貨を有効に運用すること。
経済。「理財にたける」
⑦理知
理性と知恵。
また、本能や感情に支配されず、
物事を論理的に考え判断する能力
(理智)
仏語。真如の理とそれを悟る 理念-知恵
ある物事についてのこうあるべきだと
言う根本の考え。
「憲法の理知を尊重する」
哲学で、純粋に理性によって立てられる
超経験的な最高の理想的概念。
プラトンのイデアに由来。
⑧倫理
人として守り行うべき道。
善悪・正邪の判断において
普遍的な規準となるもの。
道徳。モラル。
「倫理にもとる行為」「倫理感」
「政治倫理」「倫理学」の略