アニメ『三つ目がとおる』全48話を一気観してみた【手塚治虫】巨匠
子供の頃になんとなく観た記憶が残っていた手塚アニメの一つです。
そんなアニメやマンガ、ありませんか?
自分はたくさんあります笑
何か心に引っかかっていたモヤモヤを解消したくてYouTubeの公式チャンネルで全話視聴してしまった。
たぶん、幼稚園か小学生低学年くらいだったと思うけど、当時は当然ながら内容は全く理解できていなかったと思います。
トレードマークの✕の絆創膏が貼られている状態の主人公はちょこまか動き回るので、それが観ていて楽しいと思っていたくらいじゃないかなぁ。
絆創膏が取れた時の三つ目状態の主人公の時は、怖かったというか不気味な感じがして、それが何か心に引っかかっていた要因なのではと思う。
絆創膏状態の主人公が純粋でイジメられキャラっていうのも、観ていて不快に思ってたっていうのもあるかもしれない。
実際、全話通して観てみると、キャラ絵は丸っとしていて確かに子供向けではあるんだけど、全体的にはダークだし退廃的な雰囲気が強めに出ている気がする。
テーマが"環境問題"で"人間は同じ過ちを繰り返す"ということもあってか、内容も実際に人も仲間も死ぬし、一話完結構成ではないのでもちろん生き返らない。
このあたりは『魔法少女まどか☆マギカ』に通じるものがあると思った…
いや、三つ目の方が全然元祖なんだけど、まどマギの巧妙な良い意味での裏切られ感も衝撃的だったので笑。。。通称マミッたってやつね。
わかりやすい悪役ばかりだけど、原作者が伝えたい問題の本質は子供が観ても理解できんよ笑
三つ目族の謎を追いかけるストーリーになっているので続きが気になって観続けたくなるようにはなってるけど、後半になるにつれて子供はどんどん興味失ってくだろうな~…ガンダムみたいに。
子供が興味を引くとしたら、主人公の武器である赤い槍(名前忘れた)か三つ目状態の主人公が作るトンデモマシンくらいなものだし。
トンデモマシンは全て赤い槍をぶっ刺すと起動するとう謎の動力源。
いろんな意味で赤い槍がキーになってるということを伝えているのかな。
原作の漫画もそうなんだろうけど(未読ですごめんなさい首吊ってきます)、やっぱり大人向けで、大人が観る分には楽しめる作品だと思います。
48話と長いので1.5倍速オススメ。
さすが巨匠!といいたくなるほどのアイデア満載なので、クリエイターの皆さんは結構良い刺激を受けるかもしれない。
この作品を一言でいうと、
『SDGs』
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