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step3自社の重点注力商品を明らかにする

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2021年4月の記事一覧

最小限の労力と時間で「利益」を上げるカギはこれ(3-4)

最小限の労力と時間で「利益」を上げるカギはこれ(3-4)

「御社の稼ぎ頭の商品・サービス、つまりもっとも利益に貢献している商品・サービスは何ですか?」

あなたは、こう聞かれて答えられますか?

稼ぎ頭の商品・サービス(以下、商品)とは、自社の売上を構成する商品・サービスのうち、もっとも粗利の大きなものを指します。

たとえば1カ月間で、稼ぎ頭の商品は、商品1つあたりの粗利と、販売したその商品の数量の掛け算をした金額(粗利MQ)が、他のどの商品よりも大き

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戦略的な粗利の捉え方(3-3)

戦略的な粗利の捉え方(3-3)

むかし、マクドナルドだったか、ハンバーガーを例にして、ハンバーガー1つあたりの利益の考え方が紹介されていたことがあります。

ハンバーガー100円の内訳として、30円が材料代、10円がスタッフの人件費、10円が店舗家賃、10円が広告費、差引利益が40円。内訳の金額は当てずっぽうですが、こんなイメージです。ハンバーガー一つ作るのに色々な費用がかかっているということを理解してもらうには適当な例かもしれ

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経費の削減は、会社の寿命を縮める(3-2)

経費の削減は、会社の寿命を縮める(3-2)

景気が悪くなれば、会社経営上、まず「経費削減」と言われがちです。

でも、経費は少なければ少ないほど良いか、決してそうではありません。

なぜなら、経費を絞れば絞るほど、会社の寿命は短くなるからです。

こんにちは。松本充平です。

今回は、経費(固定費)をテーマにします。

3−2 固定費Fとは、粗利MQを増やすための投資である ~ 利益Gよりも、「粗利MQ」 ~

そもそも、経費(固定費)とは

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