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全体食の実験をやってみた
どうもトシです
今回は食事と回復の話。
[同物同治]という考え方があります。
簡単に説明すると、体の悪い部分があるならその部分と同じ部分を食事で摂取すると悪い部位が治る。
(目が悪いなら「魚の目を食べる」とか、胃が悪いなら「豚の胃を食べる」など)
という考え方です。
僕は眼窩底骨折をして吸収性プレート(代謝によって骨に変わるプレート)を入れているので、
「同物同治」ではないけど、眼窩の骨の材料である
「カルシウム」を
<全体食>
(仏教用語。 生物が生きているというのは、丸ごと全体で様々なバランスが取れているということであり、そのバランスのまま人体に摂取することが人体内のバランスを取るのにも望ましいという考え方から、人間が食物を摂取する際、穀物を精白したり、野菜の皮をむいたり、動物の肉や魚を部分的に食用にするのではなく、
できるだけ丸ごと食べるのが健康に良いとする考え方。
栄養学の観点からも、植物の皮や葉、小魚の骨は栄養が豊富である。Wikipedia(一物全体)より引用])
的な考えで、
小魚をまるごと沢山食べる事でプレートが早く骨に変わるのではないのか?
と思い、煮干しを沢山食べる事にしました。
(カルシウム錠剤より、煮干しから取る方が吸収が良い?らしいので)
煮干しは食べ過ぎると「血圧」と「尿酸値」が上がりやすいので、
代謝が上がって汗が出やすい夏場に「煮干しを沢山食べる実験」をしてみました。
煮干しを多めに食べる生活をして、3ヶ月経過して血液検査。
半年前の血液データと比べてみると、
([血中カルシウム値]左の数字が今回、右が半年前)
ほとんど変わらない……?
何故に………(´・ω・)?
お医者さんに聞いてみると
「人間の体はミネラルのような栄養素を多少多目に取りすぎても、それを極力正常値まで戻して健康を維持しようとする」らしく、
1日、煮干し朝10匹+晩10匹=1日20匹。
プロテイン1日3杯。(プロテインにもミネラルが入ってるので)
マルチミネラル錠剤1日分。
(これを3ヶ月)
この程度の摂取量では、運動して汗をだしていると
むしろ血中のカルシウム濃度はちょい減ってた。
「同物同治とか全体食って、あんまり効果ないんですね~(´・ω・)
ウチの母が膝を悪くして(コンドロイチン錠剤)飲んでたけど膝はまったく良くならなかった話を思い出しました~」
というと、お医者さんが
「体の材料を食べて取り入れたからといって、すぐに必要な部位に吸収はされない」
「医者の知り合いが面白い例え話をしていて、
体の材料を入れたら、悪い部位がすぐに治るなら、頭がハゲてる人に髪の毛食べさせたらすぐに髪の毛フサフサになるの?
ならないでしょww
……ていうのがありましたよ」
だそうですw
お医者さんいわく、
「まぁ、(体の材料が足りない)より(食事で体の材料を取り入れてる)方が回復には良い栄養状態であることは間違いないので、
何にしても多目に取りすぎて栄養を片寄らせない事だね」
だそうです。
(平均的な摂取量よりも、あまりにも多すぎれば結局、肝臓や腎臓に負担がかかるだろうから)
[結論]
全体食でカルシウムを沢山摂取しても、沢山体に吸収されるワケではない。
(でも、体の材料が足りないより体の材料を食事で摂取してる方が「多少マシ」程度)
という話でした。
(煮干しを沢山食べて思った感想の話↓)