Printioの目指すデジタル化とは
こんにちは。「Printio(プリンティオ)」です。
今日はPrintioの目指すデジタル化についてとそれのどこが"GOOD"なのかを綴ります。
印刷工場の現状
まずは、プリンターのいまの話から。
日本の工場ではデジタルプリンターはあまり広がっていません。紙プリントの3%、布プリントの7%だけがデジタル印刷で、残りは旧来の印刷で成り立っています。
そして、つぎは工場のいまの話。
工場の95%はWEBとつながっていません。
WEBとつながる、というのはBtoC向けに発注を可能にする、という側面だけではありません。BtoBのビジネスを考えていたとしても、WEBを通じてビジネスを拡大することは十分に可能です。
しかし、ものづくりの現場である工場では、WEBとつながるためのシステム構築の知識や構想をなかなか持てません。
デジタルプリンター(印刷機)がWEBとつながれば、アナログな受注作業にかけていた人手をもっと別の仕事に回せます。効率的な受注管理で、納期や価格を柔軟に調節することも可能になります。
デジタル印刷はGOODのひとつの形
デジタルプリンター(印刷機)は、アナログ印刷機のように、大量印刷しないと儲けがでないということがありません。
廃棄物や廃水が少ないデジタル印刷は環境に優しく、1個からのオーダー(カスタム品)を大量生産(マスプロダクション)と同じ効率で作り、大量生産と同じ価格で提供できるようにする「マスカスタマイゼーション」も実現できます。
デジタルプリントのいいところを改めて箇条書きにすると、
1.納期の圧倒的短縮
2.工程の簡略化で雇用の多様化も実現可能
3.版いらずでサンプル作成から小ロット生産まで実現でき、デザイン変更も簡単
4.デザイナーの求める色を短期間で確認可能で、版数に制限が無く、グラデーションも可能
5.必要な時に必要な量だけつくれるので在庫廃棄のゼロ化につながる
6.印刷工程での廃水がゼロ、水質汚染の防止や産業廃棄物の減少につながる
デジタルプリント、素敵じゃないですか?
必要なものを必要なだけ印刷できる世界がデジタルプリントによって実現できるのです。
Printioの目指すデジタル化とGOOD
Printioでは、製造方法のデジタルシフトとオーダー方法のデジタルシフトを同時に行い、
1.使いやすく導入しやすい受注/生産管理用のウェブシステムの提供
2.新たなユーザーを多数獲得できるようなサービスの共有
3.システムやサービスのサブスクリプション化
でデジタルプリントのものづくりを普及・拡大します。
デジタルプリンターを導入するだけでもなく、デジタルシステムを導入するだけでもなく、その先のWEBまで構築し、
きちんと、マスカスタマイゼーションしたい市場と工場を結び、印刷業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)をもたらします。
そして、在庫を持つビジネス自体の構造を変えることで、“GOOD”を多角的に追い求めてまいります。
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noteでは、printioのヒトや工場、プロジェクトの紹介、わたしたちの考えていることや目指したいことを綴ることによって、“GOOD”を目指す軌跡を記録しています。
みなさまも一緒に「GOOD」であることを一緒に考えていただけますと幸いです。
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