〈第二かねき湯〉
フライデーナイトを迎える前の夕方の、さっぱりタイムに行って来ましたハツセンニューは、“ハタガヴァレー星“(🌏幡ヶ谷)の〈第二かねき湯〉さん。
私🤴、自転車で狭い路地を上って下って、暗渠に寄り添っては乗り上げて、少々急ぎ足ではあったけれども(フライデーナイトという予定がありましたからねェ!)この移動を大変楽し味ました。久しぶりに通過した商店街(ギャラリーで知り合えた作家さんの喫茶店がある)も近くだったし、メインストリートに出るまでのショートカットも小さな冒険だしで、クライマックスは歴史感じるガードをくぐってお銭湯様の前にぽ〜んと放り出されて、うまい具合に着地したのですョ!
入り口をマンション一階部に開いてらっしゃるところ、これまでにもいくつもありましたが、このような大胆なデザインで鎮座してらっしゃる、そのお姿に心踊らせながら深呼吸したのでした。
レンガを纏われているそのお姿、それは内装もそうでした。明るくしない照明のおかげで、ふーっと深い安堵のため息が似合う落ち着いた洗い場で、なんとなく自分が大人っぽく思えてくるそんな時間でした。
貸し出しのカゴに入ったボディソープとリンスインシャンプー、これを大事に抱えてカランの前に座り、すぐさまジャーっとシャワーを出す。髪を濡らしながら顔でお湯を感じる。そしてこの時の匂い、「えぇ感じやワ〜」と思える時、身も心も元気な時。今回もそうでした。
元気にお湯が吹き出している大きな浴槽ひとつだけ、傍にある電気風呂のコーナーが唯一のアクセント、水風呂もありません。
渋いゼ!こんなに遊び心のないのもいかすゼ!と思ってそういえばこの脱衣所との間のガラス戸、なんとペンキ絵のプリントシールで飾られているのでした。私もこのシール、貼ってみたい、この迫力のある風景をはるところがあったらEのになァ。そんなことを考えながらのリラックスでした。
金曜日の夜までの時間、このあと少し雨が降るのですが、なんのその。身体をしっかり温めたまんま、自転車でまた次へと進むのでした。