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50音エッセイ

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50音のタイトル(テーマ)で、エッセイを書くことにチャレンジしています。 思いつくまま気の向くまま、うつろう空のように日々の気持ちを言葉に綴っていければと思います。
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#ふるさとを語ろう

「石垣にみる幻想」-エッセイ-

「石垣にみる幻想」-エッセイ-

私が生まれ育った家は傾斜地に建っており、裏庭には自然の石をそのまま積み上げたような大きな大きな石垣がありました。

所どころ苔むした石積みの壁は、長い年月を感じさせるような独特の風格があって、とても心惹かれたものです。

その石垣は、子供時代の私にとって、大好きな遊び場の一つでした。

ある時は、石垣を堤防に見立てて、魚釣りごっこ(長い木の枝に縄跳びか何かのヒモをくくりつけて釣竿代わりにしてました

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「急がば泳げ?」-エッセイ-

「急がば泳げ?」-エッセイ-

「急がば回れ」という言葉があります。

『急ぐときほど、慎重にしなければ失敗しかねないので、遠回りなようでも確実な道を行くのがよい』という意味のことわざです。

実は、このことわざ。
滋賀県にある琵琶湖の交通手段にまつわる言葉で、室町時代の短歌が語源になっています。

「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」

ざっくりと訳すと。
京へ向かうために琵琶湖を渡ろうとしている武士に対して「

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