『筋力系競技』の食事で大事なこと②
前回、『筋力系競技』の食事について投稿しました。
筋肉を大きくするメカニズムや、たんぱく質の必要性。たんぱく質に頼った食生活は、スポーツ選手にとって良くないことなど、前回の記事にまとめています。
今回は、たんぱく質を摂取する上で、筋力を上げるだけでなく、バランスの良い食事を摂り、スポーツとの関わりをより深く記事にまとめます。
筋力アップにはエネルギー補充を欠かさずに
「筋力をつけるには、必ず『炭水化物』を摂るように心がけましょう。」
炭水化物を摂らないと、せっかくたんぱく質を意識して食事を行っても、トレーニングをすることで、筋肉に貯蔵していた「筋グリコーゲン」というエネルギー源を、使ってしまうことになります。
その「筋グリコーゲン」が不足してしまうと、筋繊維の修復が行われず、筋肉がつかないという結果が生まれます。
「筋グリコーゲン」の素になるのは『炭水化物』。スポーツ選手は、トレーニングでエネルギーを多く消費するため、ごはんやパンなどをしっかり食べて、その次にたんぱく質を意識する、という食習慣を身につけることが大切です。
たんぱく質を助ける『ビタミン』
●コラーゲンの合成を助ける「ビタミンC」
フルーツやじゃがいもに豊富な「ビタミンC」は、たんぱく質の吸収を手助けをし、筋肉量の増加の効率を上げるだけでなく、コラーゲンの合成にも関わります。関節の腱や靭帯、軟骨の強化は、アスリートには欠かせません。
●筋肉の合成、分解を助ける「ビタミンB6」
赤身の魚(カツオやマグロ)やレバーなどに多く含まれる「ビタミンB6」は、自身の食生活の中に、積極的に取り入れることで、効率よく筋肉をつけることができます。
筋力も大事だけど、『野菜』も食べようね
また、緑黄色野菜にも「ビタミンB6、C」は多く含まれるため、たんぱく質と同時に野菜も一緒に摂ると、食事のバランスが整います。アスリートのパフォーマンスを下げる原因『便秘』にも役立ちますよ。
今日の食卓に一品
最後に、筋力アップの大事な要点
筋肉量を増やすには『たんぱく質』。
『炭水化物』を摂らないと筋肉量は増えない。
たんぱく質の効果を高めるには『ビタミンB6、ビタミンC』を一緒に摂取。
スポーツ選手が必要なスキルを身につけること。
それは、バランスの良い食事が基本です。
筋肉=たんぱく質にならように気をつけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。