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遺伝子組み換えによって続々誕生する未来食 ー豚大豆が登場
みなさん納豆のパッケージの原材料をチェックしていますか。
実は納豆の原材料である「大豆」は遺伝子組み換えのものが多く流通しています。
そもそも遺伝子組み換え食品とは何かというと、
遺伝子組換え食品とは、別の生物の細胞から取り出した有用な性質を持つ遺伝子を、その性質を持たせたい植物等の細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質をもたせる技術を用いて開発された作物及びこれを原料とする加工食品です。
つまり、人間の力で意図的に遺伝子を組み換え、私たちの生活に合うように改良された作物 ということです。
最近こんなニュースを見かけました。
なんと、遺伝子組み換えによって、
大豆に豚の遺伝子を加え、豚肉の代替品として流通させようとしているのです。
日本では人口は減少していますが、世界では人口は年々増加傾向にあり、将来、たんぱく質(具体的には食肉)が不足すると言われています。
たんぱく質は18歳以上の女性で一日約50g必要であり、
植物性の食品より、動物性の食品の方が、たんぱく質含有量が圧倒的に多いため、食肉危機は避けられません。
そこで登場したのがこの豚の遺伝子を組み込んだ大豆。
豚の遺伝子により、大豆なのに動物性たんぱく質を摂れるようですが、
遺伝子組み換えによる人体への影響は知られていないところが多くあります。
しかしなんとこの遺伝子組み換え大豆、アメリカの農務省で認可されています。
日本の大豆自給率は6~7%でとても低く、大豆製品はほとんどが輸入品です。海外でこのような遺伝子組み換え食品はさらに広まると予想され、日本への影響は大きいでしょう。
普段から原材料をチェックして、遺伝子組み換えのものが使われていないか、私たちの目で確認することが大切です。
また、遺伝子組み換え食品について今後さらに研究が進み、私たちの健康への安全面と、持続可能性が両立されるといいなと思います。