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【自宅で勉強できない人へ】私はこうやって仕事終わりに勉強する習慣をつけてきた
私は学生の頃から自宅で勉強することが出来ませんでした。
以前と比べるとマシですが、今も自宅で勉強することは得意ではありません。
一方で、仕事に関する知識を深めたい、資格勉強をしたい、本を読みたいなどといった欲求はありました。
そのお陰か、宅建や賃貸不動産経営管理士、ビジ法や旅行業務取扱管理者など、周りの人よりかは多くの資格を取得してきました。
そんな自宅で勉強できなかった私が、いかにして仕事終わりに勉強する習慣をつけてきたのかを綴りますので、少しでも皆様のお役に立てますと幸いです。
あ、勉強したい欲求はあるとお伝えしましたが、元々勉強という行為はあまり好きではなかったタイプですので、「それは勉強好きだからできたことでしょ?」的な感想は抱いていただくことはないかと思います…(笑)
1.自宅に着いたらもう終わり!
「自宅で勉強できないなら自宅以外の場所ですればいいじゃん」
と思われた方もいらっしゃると思いますが、正にその通りなのです。
自宅で勉強できないならば自宅以外の場所ですればいいのです。
これが結論っちゃ結論なのですが、そんなチャットGPTに聞いたら3秒でわかる話には興味ないですよね…(笑)
自宅に着いてしまうと、すぐに椅子に腰掛けてスマホを触ったりYouTubeを観てしまう私にとって、自宅は(勉強する場所という意味では)魔境です。
私のようなあまり意志の強くない人間は、一度脚を伸ばしてリラックスモードに入ってしまうと、その日はもう帰ってくることができなくなってしまいます。
そう、自宅に帰ってきてしまえばもう終わりなのです!
ですので、私は自宅に帰る前に勉強の時間をとることとしました。
自宅の最寄り駅及び勤務地から最寄り駅の間には、駅ナカ・駅チカにコーヒーショップやファストフード店がいくつもあったので、仕事終わりはその辺りに寄って勉強することとしました。
お店では靴を脱いで寛ぐ・横になるという行動はとれないですし、スマホをずっと触っていても飽きてしまうので、結局勉強するほか無くなってしまいます。(私は…(笑))
また、毎日同じ店にするのではなく、月曜日は〇〇駅の△△コーヒー、水曜日は◇◇駅の■■ハンバーガーといった形で、場所を変えることで飽きを防止しました。
「今日はここにしよう」「この店の▽▽飲んでみよう」といった些細な楽しみを見出すことで、勉強しに行くという行動を"嫌なモノ"として捉えられなくしようという想いです。
このやり方で私は勉強習慣を少しずつ築きました。
ですが、これだけでは説得力も納得感もないと思いますので、何故私は勉強習慣を築けたのかについて、自らを分析してみます。
2.2つの要素が私を動かした!
〇〇があると甘えを断てる
1人自宅で勉強しようとすると、どうしても甘えが出てきます。
娯楽が溢れている環境、心が安らぎすぎる環境、自室ともなると自分以外誰もいない環境。
言ってしまえば、どれだけゲームしようが、どれだけ姿勢を崩そうが、どれだけ仮眠をとろうが、誰に見られることも咎められることもありません。
では、周りの目線があるとどうでしょうか。
皆様は、参考書を机の上に置いているのにいつまでもスマホを触っている人を見ると「この人いつまで休んでいるのか」と思うことはないでしょうか。
椅子に脚を乗せて寛ぎすぎている人を見ると、「この人お店の中で寛ぎすぎでは」と思ったりしませんか?
残念ながら私は周りが気になってしまう性分であるため、周りの人の行動に対してこのような印象を抱くことがあります。
それゆえか、自分が同じ行動をとっていると、周りからそう思われているのではないかと考えます。
「参考書を広げて勉強する気満々なのに、ずーっとスマホを触っていれば、"いつ勉強するのだこの人は"と思われるかもしれない。だからこそ、そろそろ勉強に復帰しなければ!」
そう、あえて周りに目があるという環境に身を置き、勝手にプレッシャーを感じることで、自分を甘やかしすぎずに済むようになりました。
まあ、実際には周りの人に対してあーだこーだ思う人ってそれ程いないかもしれないですし、周りから先述のように思われていると感じることは自意識過剰かもしれません。
ですが、今回のパターンのように、自己暗示して勝手に勘違いすることで、自分を良い方向に持っていくことが出来るのです。少なくとも私はそうでした。
あー、△△している自分って〇〇だな~
皆様はスタバ等でコーヒー片手にマックブックを開いて自信を身にまとっている人を見たことはありませんか?
少しトゲのある表現をしましたが、カフェで仕事や勉強をしている人をよく目にします。
もちろん集中出来るとか、場の雰囲気が好きだとかあると思いますが、図書館や学校職場ではなく、なぜカフェ等を選ぶのでしょうか。
私は、「カフェのようなおしゃれな場所で勉強(仕事)をしているオレってイケてるな~」と感じられるからだと考えています。
なにもうがった見方をしているのではなく、私自身もそうだからです。
コーヒー片手に勉強していると「向上心のあるオレかっけえな」「周りのパッとしない同年代の人たちとは違うな~オレ」という気持ちになることがあります。
業種にもよりますが、仕事だけだと若いうちから周りと差をつけることは容易ではないと考えています。そもそも数字が結果として表れる仕事でなければ、比較すらできないと思います。
ですが、仕事以外の時間を勉強など、いわゆる自己投資に回すことで、
「(周りと比べると)頑張っててイケてるオレ」
という感情を味わうことができるのです。
こういうのを何欲求と言うかは分かりませんが、ある意味邪な考えが、私の中では自分を突き動かす原動力となっているのです。
3.勉強は意外とすぐ始められる
これまでに勉強するという習慣がついていなければ、一歩目を踏み出すのは容易ではないと思います。
私も学生時代こそは強制的にやってくる「試験」というもののために勉強をしていました。
ですが、社会人ともなると、会社で試験を受けさせられるとかでない限りは、自ら行動しないと勉強する機会はあまりないかもしれません。
しかしながら、この記事をご覧いただいている皆様は、何かしら勉強する機会がある、もしくは勉強しなければいけないという危機感をお持ちかと思います。
心理学者のマズローは、人間を「自己実現に向かって絶えず成長する生き物」と評しています。
私も勉強するきっかけは自己実現欲求であり、勉強を続けられたキッカケも欲求的なところに起因します。
勉強して自己実現をするぞという気持ちがある限り、勉強を頑張るということはそう高いハードルではありません。
私が行ってきたことは些細なことですが、そんな些細なことであっても、勉強習慣をつけることができました。
つまりは、どんな人であっても勉強習慣をつけることができるのです。
私の経験談、気持ち、この記事が少しでも皆様のお役に立てるのなら、これ以上はありません。
頑張ろうとする人間の可能性は無限大だと考えています。
一緒に頑張りましょう! ということでこの記事を締めさせていただきます。