統合失調症患者、今を生きる
現在と未来の関係について
根本的に優先順位とか考えると今を優先するしかない。
先の事を考えるという事は、一見重要に思えるけど現実的にはあまり意味がない。
そう考えると、自分は今まで割と不可能な事をやろうとして失敗してきたようだ。
未来の目標とか立てて、それを達成する為にはどうすればいいかと逆算してきた。
しかし、最近では根本的にそれはあり得ないと思い始めた。
結局今の積み重ねが未来なのであって、そう考えると未来より目の前の事を優先するしかない。
だから、自分は今年は目標を立てる事を止めたのだ。
現在と未来はそういうふうには繋がっていない。
今やらなければ明日はない
今やらなければならない事は、当然今やらなければならない。
例えば、火事が起こっているのに後で火を消そうとかあり得ない。
火を消すには今しかない。
という事を考えた時に、今やらなければならない事を誰かがやってくれていたから自分は助かっていたのだと漸く気が付き始めた。
子供が将来の夢を持つのは、今やらなければならない事を大人がやってくれているからだろう。
そう考えると自分はもう大人だから今やるべき事を積み重ねて行くしかない。
だからと言って、未来について諦めた訳ではないが。
自分はただ、目標とか夢とか意味ないなと思っただけである。
未来への飛躍、意味なし
重要な事は相変わらず今を積み重ねる事である。
自分は今までも今を積み重ねてきただけで何等未来を積み重ねてきた訳ではない。
と言うか、どうして自分は今そんな事を書いているのだろう?
これは根本的に自分の考え方の転換点のような気もするのだ。
それほど大げさな転換点ではない。
自分が思っている事は、自分は今まで割と目標の為に自分を追い込んできたがそういう方法は間違っていたという事である。
ガムシャラに生きればいいというものではない。
認識を合理化するべきだ。
今は今であり、未来ではないのだから。
明日の為に、今を生きる
結局こういうのは合理的な問題で、非合理的な目標は必要ないのだ。
自分は特に未来に意味がないと言っているのではない。
実際、本当に意味がないと思ったら既に自殺でもしているだろう。
ただ自分は今から未来に飛躍する事には意味がないと言っているだけだ。
つまり、全部すっ飛ばして未来に夢を持つのは止めた方がいい。
そう考えると夢も目標も自分には必要なかったのだ。
結論としては、重要な事は相変わらず丁寧に今を生きる事だ。
その限りでは、未来には意味があると言えるのかもしれない。