フェイスラインいっぱいのニキビが治った理由。私にとって一番大事なスキンケアの話。
私は30代前半のある時期、2年ほど、フェイスラインのニキビに悩まされていた。
皮膚科に行って塗り薬と飲み薬を処方されても改善せず。
婦人科に行って不順だった生理の原因追求をしてみたり、ピルを飲んでもダメ。
漢方医の元をたずね、食生活から見直しても変わらず。
美容皮膚科でピーリングやドクターコスメを試しても何の効果も実感できなかった。
スキンケアの専門家に話を聞いて、こすらない・日焼けしないを徹底したが、ニキビは変化しなかった。
ちなみに、思春期から20代にかけてもニキビはできやすい方だったが、こんなにも長い時間、こんなにも沢山のニキビがあるという状態は珍しかった。
それが、ある日をキッカケに、急に快方に向かったのだ。
私のニキビが治ったキッカケとは…?
私は、大大大好きだった人と結婚していたのだけど、夫婦での生活は全くうまくいかなかった。
今から思うと私の幼さ(ひいていえば、双方の幼さ)が原因だったなぁと思うが、渦中にいる時は、状況を客観的に見ることはできず、不満を溜め込んでは、夫にぶつける日々。
夫は、かなりクセのある人で、(私の親・友達はほぼ全員結婚を反対し、離婚を喜んでくれた…こんなめちゃくちゃな私と友情をキープしてくれる面々に心から感謝している…)、親には相談できず、友人に言っても「ほら、言ったとおりじゃん」という感じであった。
どうにか関係を立て直そうと努力を重ねるも、うまくいかない。
こじれてこじれて、ちょっと回復しては、またうまくいかなくなり…2歩進んで3歩下がる…の繰り返し。
ある日のあるケンカをきっかけに、私は離婚を決意した。
すると…
不思議なことに、日に日に肌がキレイになっていくのだ。
離婚を決意してから1ヶ月ほどで家を出ていく前、夫に「肌キレイになった?」と言われたほど。(それまでは「ゾンビみたいで気持ち悪い」って言ってたくせに!!)
私のニキビの原因は紛れもなく「ストレス」だった。
ケンカの度にチクチクしていたフェイスライン
思えば、ケンカをする度に、ニキビのある辺りがチクチクと痛かった。あれは、ニキビが生まれる瞬間を感じていたんだなと思い返す。
でも、当時、病院で「ストレスはありますか?」と質問されても、私は「いや、特に無いですね~」と答えていた。
それは、夫婦仲が悪いのをカモフラージュしようと思ったわけではなく、本心からそう思っていたのだ。
夫婦仲、今はうまくいってないかもだけど、大好きな人と結婚できた私は幸せ。
本気でそう思い込んでいた。自分で自分のストレスに気づいてあげることができなかったのだ。
逆に離婚を決意してからは、朝起きる毎にニキビが減っているような気がしていた。
肌荒れに悩んでいる方、見えないストレスを抱えていないか、自分の声を聞いてみてください!
ニキビに悩んでいた頃を知っている友人に会うと「本当に改善したね~!」と言われる。
さらに、悩んでいる時期にスキンケアについて知識を得ることができたからか、年の割には健康的な肌を保てていると思う。もともと肌がキレイだったわけではないので、これはニキビに悩んでいた時期に頑張った結果が思わぬ功を奏しているんだと思う。
(と、大げさに言ったけど、具体的には、こすらない、日焼けしない、洗いすぎないを実践しているだけですが…)
ニキビ肌の渦中にいた時は、まさか原因がストレスだなんて思っていなかった。けど、今思い返せばわかる。私は、辛い日常を送っていた。そして、その辛い気持ちにフタをしていた。
私にとって、一番大事なスキンケアはストレスマネジメントだと、この体験を通して、めちゃくちゃ実感した。
なので、今、肌荒れに悩んでいて、何をしても改善しないと苦しんでいる方がいたら、ぜひ、自分がストレスにさらされていないか、振り返ってみることをオススメします!
文:みわ
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