【エッセイ】紙に書くと夢に近づいていく。たぶん。なんとなく。
紙はカミ。
神もカミ。
前に日本語学者の大野晋先生の本を読んでいて、大野先生が万葉集に使われている「カミ」を徹底的に拾い上げ、さらに発音の違いも追究しているのを拝見したことがあります。
当時、発音が今よりもっと複雑で、カミといえども示す意味によって発声が違うという。
紙と神の発音がどう違うのかを、書いてあったような気がしないでもないのですが(記憶が切れ切れ)、なんとなく発音は違ったような気がします。
だから語源は違うと。
紙の威力を思う
だけど紙に書くことの威力は大きく、「同じカミだけにすごい」という曖昧な感覚があります。
昔から「試験勉強は教科書などを丸写し」派。見たものを紙に書き起こし、記憶装置を刺激して覚えたり、理解したりしてきました。
だから今も、取材の基本は録音ではなくて「紙に書くこと」。
動画を視聴してテキストをまとめる仕事を行うにあたり、文字起こしを使うのだけど、「視聴しながら紙にメモでまとめる」ことも同時進行。
聞いたことを文字で書いて、見える化することで私自身の理解を促します。
そして「書くことで実現させる威力」を実感
そして最近。目標を書いて1か月を着実に過ごす系の手帳を使ってみたわかったこと。
「書いたことが結構実現する」。
カレンダーの希望日に「●●に行く」「行きたい」とメモしておくと、私はそれを実行するように動きます。
毎日短時間でもストレッチをする(例え5分でもいい)。そう目標を書くことで、私は「いつもならサボっちゃうけど、今月は目標に書いてしまったし」そう思って、入浴後にYoutubeの動画を探してストレッチするようになりました。
※ちなみにB-flow(旧B-life)、オガトレ、美筋ヨガ、リンパ師のあい先生あたりの動画をグルグル。竹脇まりなさん元気がある日に(なぜか)。のがちゃんねるもたまに活用。
さらに「今月中にZINEを作ってみる」など目標を立てた結果、本当に形になったり。
書くことの威力、大きい!
そう実感する日々です。
思っていることは言葉にして紙に書き、自分の目に焼き付けるように。
紙と神の語源は違うのかもしれませんが、カミに書くことで、私はカミと約束しているのかな?
そう感じる日々。