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【読んだ本の話】おさだゆかりさんの本を読みながら北欧のいろいろに触れてみる。

毎週、こどもの習い事を待つ2時間。

近くにある北欧カフェに行くことが多くなりました。

こちらのお店、住宅街の奥地にありながらランチスポットとして大人気。お昼は予約が必須ですが、夕暮れ時の閉店直前は誰もおらず貸切状態です。

店内ディスプレイがとても凝っていて、北欧にまつわる本を集めた小さな図書コーナーがあります。

これはAmazonで購入した古本

そこに並んでいたこの本。

スプーンフルという北欧雑貨店を営む、おさだゆかりさんによるスウェーデンの紹介本です。初版は2009年。

ストックホルムのおすすめショップの紹介記事や、現地の人の暮らしを紹介する記事、おすすめの食材記事などがたっぷり掲載されています。ご自身が現地で築き上げたネットワークの濃度がすごい。

リアルな店舗情報が並んでいても、「正直今、北欧に行くわけではないからなあ」と思って内容に没入しづらいのですが、現地の人の家紹介、暮らし紹介、食材のパッケージデザインなどは可愛くて見惚れました。

Amazonで中古を見つけて購入。

ついでにこちらの本も買いました。

こちらは新品を購入

「わたしの北欧案内 ストックホルムとヘルシンキ デザインとフィーカと街歩き」著:おさだゆかり/筑摩書房/2018年初版

一応「ヘルシンキ」と書かれてはいるものの、内容の9割以上がスウェーデンの記事です(おさださんがスウェーデン派だから)。

こちらは場所紹介ではなく、エッセンスの紹介。ストックホルムのFIKAの時間(お茶の時間)とは? スーパーマーケットの魅力は? 一番リピートするカフェは? など、タイトルごとに短いエッセイと写真で綴られていて、読みやすい。

こちらを最初に読む方が、とっつきやすいのかもしれません。

人それぞれかも。

私は「北欧の色使い」がとても好きなので、マリメッコの生地を買ってトートバッグやポーチを作って楽しんだり、浜松市内にある北欧っぽい場所(ドロフィーズとか)をめぐって刺激をもらいます。北欧食器を少しずつ買ったりも。

ヘルシンキでマリメッコにどっぷり触れてみたいものの、おさだゆかりさんの本を読んだら「スウェーデンもいいかも」という気分に。

実は今、パスポートが切れているし、そういえば飛行機に乗ることもほとんどありません。

私が過去に北欧に触れたのは、10年以上前、どうしても東欧に行きたくてチェコとハンガリーを目指し、フィンランドのヘルシンキ空港で乗り換えた時のみ。

あの有名な(?)サルミアッキという、黒いグミを購入しました。確か。多分。世界一まずいグミと呼ばれているやつ。それしか記憶がないのは若干さみしい。

いつか行きたい、ではなくて、いつ行こう、どうやって行こう。そうやって具体的な目標を立てなければ始まらないな。そう思うだけ思いながら、カフェを後にする日々でした。

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ライター和田知子:CLANG CLANG クランクラン
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