【エッセイ】私のタイピング音がうるさい、キーボードが頻繁に壊れる事案について
仕事環境の話
以前から「同じモニター上で資料を開きながら原稿が書けるように」と大きなモニターを使っています。
これ。
メーカーでは販売終了になっているけど、Amazonでは販売中でした。
ノートパソコン(現在はMacBook Air)を使いながら、クラムシェルモードにして使用しています。
通常はノートパソコンを閉じた状態で、モニターに繋いで内容を大画面に映し出し、キータッチの使いやすいキーボードを使って文字を打つという。
とても快適です。
ノートとしても持ち運べるし。
でも、最近立て続けにキーボードが壊れて。正確には壊れてないけど、「ある一定のキーの反応が悪い」「エンターを押すと2行分も改行される」などの、非常に不穏なことが起きて。
当初は上記のキーボードを使っていました
以前はハッピーハッキングのメカニカルキーボードを使っていました。丈夫だったしキータッチも良かった。
起源を全く知らなかったのですが、調べてみると、東京大学の名誉教授の論文をもとにPFU研究所と共同開発したプロ向け高級キーボード。だと知りました。Windows95が発売されてすぐの頃。
キーボードを使いまくるプログラマとか文筆家とか、そういう人御用達みたいな立ち位置のようです。
それを人から勧められるがままに購入。
私が10年前に買った時はリーズナブルなものもあったのです。
長く愛用していたら、ちゃんと掃除しないという私の悪癖も重なり、めちゃくちゃ色がおかしくなって見た目はボロボロに。
さらに、ベースとなるMacがバージョンアップするたびに「うまく認識しない」という現象も起きてきて。認識させるために毎回再起動するという難儀な状態になってきたので。
「そろそろ新調しようかな?」
そう思って乗り換えを決意。そこから、数年彷徨うことになりました。
なぜならコロナ近辺からの材料費値上がりも相まって、ハッピーハッキングキーボードは高額商品のみになっており、なんと4万円近くする高級品になっていたからです。
まずゲーミングキーボードを壊す
最初は安価なゲーミングキーボードに手を出してみました。
ここで初めて「私のキータッチが相当強力」であることを認識したのです。1年が経たないうちに、エンターを押すと二行分の指示が通る現象が現れたから。
Amazonでキーボードお掃除グッズを買って、キーを外してエアダスターで埃を飛ばすなどのケアもしましたが。
無意味。
ゴミじゃない。
私の指がボードのセンサー的なものを破壊したのでは?
そしてエンターが効かないって致命的だと実感。
次はRAZER(家にあった余剰キーボード)
キーボードが壊れたと嘆いていたら、家族が余ってるからこれどうぞ、と貸してくれたのが上記。
またもゲーミングキーボードっぽいです。
でも見た目はハッピーハッキング風だし、シンプルだし、キータッチも悪くない。カチカチいう方が好き。
で、小気味よく使えていたのですが、またもやキーの認識がおかしくなる。
Kを認識しないとか(するときもある)。
「お」と入力したら「おお」になるとか。
えっ。
またですか?
と、困っていたら、家族から(同じ部屋で仕事してる)「キータッチがすごい強いよね。音がうるさいし」という、衝撃の一言をいただきました。
私、うるさかったの?
申し訳ない!
打鍵音がうるさい人の特徴とか
上記の記事などを読むにつけ、「無意識であること」と「ストレス発散」が当てはまるのだろうかと悶々としました。
いや、うそ。そこまで悩んでいません。
うるさかったんだー、知らなかった! みたいな感情。
私はその日感じたモヤモヤ、世界への問いかけ(壮大だな)などを、キーボードを使って文章化することで吐き出す傾向にあります。
そのとき「私が感じていることを言語化することで胸につかえていたものがスッキリ」しているのは事実。
あ、つまりストレスを吐き出す装置ってこと?
キーボードが?
そしてエンターを押す時に魂を込めて(そこまでじゃない)、ターン! ってやってるのかな?
話す速度で文章を打ち込んでいるような感じもするので、そういう感覚があるのかもしれません。分かりません。真相は不明です。
結論。ちゃんとしたのを買おう!
キーボードを壊し続けた日々を思うと、「短期間ですぐダメにするなら、高くてもいいものを買って10年使う方がいいのでは?」という、至極真っ当な結論に至りました。
自分にとって「キーボードが会話と同じスピードで使えない」のは大きな問題です。
というわけで、原点に戻り、PFUのHHKBを購入しようと思います。
そして近所にいる人が「うるさい」と感じているなら、それも問題なので、静音タイプを選ぼうと思っています。
終わり。