【ライターの仕事】録音しない派ライターが、思い立って録音&文字起こしアプリを使う
私のライター人生のスタートラインは「1日何店舗訪問できるかな? 取材耐久レース!」みたいなタウン誌取材がベースです。滞在時間30分でやれるだけ取材し、1ページにぎゅうぎゅうの情報を載せるやつ。SNSが全くなかった時代の。
そのため、どんな取材も「ほとんど録音しない」というスタイルが身に付いてしまいました。現場の記憶とメモで乗り切る。
録音しても聞かない。
ただこのスタイルの場合、「取材から納品までが短期決戦」のみに対応可能です。普段ほんとタイトなスケジュールで納品しているので、録音しなくてもなんとかなる。
しかし。
取材から納期まで三週間、ラフの仕上がりを待ってから書き始めてほしい
そういうケースに遭遇しました。
取材からライティングまで時間が空いてしまうと、どうしても記憶は薄れていきます。二十代の頃なら2週間は保てた記憶も、最近は一週間が限度。
そこで。
今回は録音をして、それを文字起こしすることにしました。
そうすれば記憶の齟齬が生まれないし、証拠も残る!
録音はアイフォンで。では文字起こしツールは?
文字起こしツール、普段使わないので知識がなく、まとめサイトをぐるぐる。
①まずはNotta.をお試し!
話者ごとに個別認識してくれて、ドラマの台本みたいな感じでセリフを書き出してくれる感じがとても良かったです。
でも、無料お試しは最初の3分だけ。
有料登録して3日間だけはキャンセルできるそうだけど、うーん(キャンセルを忘れそう)。年間15000円くらいの利用料です。
②次はどこかのサイトでお勧めされていたCLOVANOTE
無料でかなり使える、と激推ししているサイトがあったので興味を持ったのですが、ログインしようとしたらラインのアカウント入力を求められました。
なんとなく、やめとこ。と思って後回し。
③そしてRIMO!
こちらは利用料が最低ラインでも月3万円(10時間まで)とお高め。
話者ごとの区別はなくダーッとテキスト化してくれる感じでしたが、これで十分〜。そして120分まで無料お試し機能付き。
今回は63分のインタビュー録音でしたので、これで事足りました。
ありがたい。
テキスト化された取材内容をもとに、新たに別のファイルを作って要点をまとめて、記憶を整理しながら取材記録ノートを作成。
これでいつでも原稿を書くことができます。
お金を払って使うならNotta.かな?
最初はMyEditを使ってみようとしたのですが、無料お試しは60分まで、今回は使えませんでした。どんな使用感なのかいつか試してみます。
価格、仕上がり、安心感で選ぶなら、個人的にはNotta.かなと思いました。まだ他にも色々ありそうですが。
今回の仕事がレギュラー化するなら、考えてみます(有料会員を)。
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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。