健康に対する新しい認識11『健康/美容とお肌のこと』

　ナグです。

　前回の記事では、バランスや“全体性”についてお話ししました。バランスや全体性のことを話すとなると、ちょっと抽象的な感じになってしまいがちなところがあるので、あまりピンと来なかった、という方もおられるかもしれませんね。

　今回は、趣を変えて、日常的で具体的でわかりやすいテーマになるかと思いますが、主に日差しと日焼けのことから、美容/健康とお肌のことについて書いてみたいと思います。

　みなさんは“日焼け”したくないですか？

　女性はこの季節、日差しに対しては意識される方がほとんどでしょうね。

　僕は個人的には、日差しに力のある夏は好きな季節なのです。でも日に焼けると割と赤くなりがちな方です。

　“日光浴をすること”というのは、美容の観点からするとNGのように感じられると思います。これもイメージの操作なのだろうと思うのですが、日光に含まれる紫外線を適度に浴びることは、体内でのビタミンDの生成に欠かせないことですし、朝起きてから、朝日を浴びることや日中屋外で活動して陽の光を浴びることなどはセロトニンの生成や体内時計の調整に大いに影響を与えているのです。

　屋内で太陽の光を浴びない生活と続けいていると、睡眠サイクルに不調をきたすことがありますし、体内時計のリズムが崩れやすく、夜眠れないという状態を引き起こすこともあります。

　あと、僕がよく読んでいる「ナカムラクリニック」中村篤史医師もこういった記事を書かれていました。

　紫外線って、UVって言われますけど、UVは「Ultraviolet」の略で、UV-A、UV-B、UV-Cの３つに分けられるそうです。通常、太陽の光に含まれる紫外線のうちUV-Cは大気で吸収されるので、地上に届くことはなく、UV-AとUV-Bが日差しの光線の中に含まれます。

　そして、そのほとんどはUV-A（波長が長い方）であって、このUV-Aは日焼けを起こす原因ではありませんが、皮膚に浸透しやすい性質があるため、シミなどの原因となる要素があります。

　UV-Bの方が波長が短いのですが、地上に降り注ぐ紫外線の約5％程度だと言います。しかし、このUV-Bが日焼け、肌の炎症の原因とされていますね。

　日光浴をした方が健康の観点からすると良い、とされますが、美容の観点からするとお肌のトラブルの元になる、という印象が強いので悩ましいところです。

　陽の光を浴びることを意識する場合、午前中や午後のように、真昼の強い光を避けると良いでしょう。（より詳しくいうと、朝は午前10時まで、午後は4時以降が紫外線の強さが比較的弱くなると言われています。）

　よく海水浴とか野外レジャーに行った時に、長い時間日光浴をされるケースも見受けられますが、一般的に日光浴は15分〜30分程度で良いとされています。

　晴れた陽の午前中に、太陽の光を浴びながら少し散歩する。くらいの感じで良いのかもしれません。

　いずれにしても、ある程度の知識を入れた上で、「バランス」を意識することが大切です。極端に神経質になって紫外線対策を行うこともまたストレスになるでしょうし、夏の強い日差しの下で無防備で長時間いることもやはり良くないわけです。

　美容の観点からすると「シミ」の原因と言われる紫外線ですが、肌の健康という点から考えると、シミができないようにすることよりも「肌のターンオーバー」がしっかり行われるような肌環境、体内環境を意識することが大事になってくるでしょう。

　ストレスケアや十分に睡眠を取ることなども大切ですが、神経質になってしまうと、お肌のケアをすること自体がストレスになってしまいますよね？

　こういった「日差しとお肌の関係」をある程度、知識として入れておくことで、緩めに意識する、というくらいの方が良いのではないでしょうか？あとは、自分の肌や体自体が持っている再生力や生命力、というものを信頼することでしょう。

　これはちょっとスピリチュアル的な話にもなるのですが、「同じことをしても、思いの状態で結果が変わる」ということが言えるのです。

　入念にお肌のケアをして、紫外線対策もバッチリして、でも心の中では、不安でいっぱいで、となると精神的なストレスの方が肌に悪影響だったりします。

私の肌はがんばってくれている。ちょっと日にあたっても、どんどん元気に新しいお肌の細胞が生まれている。

というような思いでいることができる人とは、同じお化粧品を使って、同じようにお出かけの時は日傘をさして、というふうにしていても違いが出てくるものなのです。

　自分自身に対して、どんなふうに見ているのか？思っているのか？という「ココロの在り方」というものは、本当にすべてにおいて影響してくるものなのですが、どちらから先に取り組むべきか、というものでもないので、日々のケア、それ自体も楽しむことができるか、できないか？そういう観点も見直していくと良いかもしれないですね。

　年齢を重ねてくると、それなりに外見にも現れてくるものですが、どうせなら上手に年を取りたいものですし、できるだけ健やかでいたいものです。

　太陽があなたの敵ではなく、あなたにとっての恵みをもたらしてくれる良い友人でありますように。

　次回は、何を書いていこうか、まだ決まっていませんが、その時々で気になったことを綴ってみたいと思います。

　読んでくださってありがとうございます♪😃

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