見出し画像

モノ思考ではなく、行動思考でビジネスをデザインする

商品さえ開発すれば、それが売れるに違いないと考えている人は、その考え方を改めなければいけません。

高度経済成長期やそれ以前のものがあまりない時代などあるいは市場が活性化している時代などであれば別ですが、現在のように市場は大して活性化していないだけでなく、ものが十分に行き届いている時代そしてサービスもそれなりに向上している時代においては、単にモノやサービスを提供しただけで売り上げが伸びるわけではないのです。

特に大きな企業ならば別ですが、日本の95%を占めると言われている中小企業の場合は、名前だけで商品が売れると言うものではありません。
そのため、今以上に一工夫あるいは2つの工夫が必要になります。

マーケティングを考える上では、忘れがちなのが顧客視点に立つことでしょう。
いわゆるマーケットインの考え方が大事になるわけです。マーケットインと言うのは、顧客視点になり商品やサービスの提供を行うと言うことです。

当たり前と言われるかもしれませんが、実はこの当たり前ができていない会社があまりにも多いといえます。

なぜ簡単にできそうなものにもかかわらず、できないかと言えば、普段お仕事をしているとお客さんの視点を忘れてしまう傾向があるからです。

どのような流れになるかと言えば、例えば上司の上ばかりを気にして仕事をするといった内部に目が向いている状態になります。

厳しい上司などがいる場合には、部下がそのような傾向があるため厳しい上司がいるから大丈夫と言うわけにはいきません。

やはり、外側に目を向けることに意識をするのが良いです。
特にお客さんとあまり接していない人の場合は、お客さんのことがすっかり忘れてしまい、とにかく商品さえ作れば良いあるいは時間内に仕上げれば良いと考えがちです。

ですが、その人たちが給料をもらうことができるのはお客さんのおかげであることを考えるべきです。
また、時代の流れもやはり、より質の高いサービスをする時代になりました。

会社全体がそのような方向に目を向け外側に目を向けることで売り上げが変わってきた事例は少なくないといえます。


いいなと思ったら応援しよう!

荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
よろしければ、サポートお願いします! もっと分かりやすく、ビジネスの話題を提供できるよう、勉強資金に使わせていただきます。