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課題発見力と解決力が高い人材こそビジネススキルが高いと呼ぶに相応しい

人材探しにおいて重要なポイントになるのは、その人が持っているスキルです。

ビジネスで必要となる数あるスキルの中でも、特に重要なスキルと言えるのが課題発見力と解決力だと思うのです。

この2つの能力が総合的に高い人材は、ビジネススキルが高いと判断することができます。

この場合の課題発見力とは、現状を分析して、今よりも良い状態にするための課題を見つけられる能力のことです。

こうした能力を持ち合わせている人材の特徴として挙げられるのは、自分の置かれている状態を常に冷静に見ることができることです。

自分の会社の業績をあげるためには、さらに何が必要なのかを的確に判断できる高い能力が、課題発見力には必要になります。

高度な課題発見力を持つことは簡単ではないのですが、常日頃から努力というか、意識することで、少しずつ自分で育てあげることも可能です。

その際に重要になるのは、仕事に接する普段の態度です。
ただ、与えられた仕事を機械的に行っているだけでは、なかなか課題発見力を育てることは困難です。

常に疑問を持ち、業務にあたる姿勢が重要になります。

疑問を感じながら仕事をおこなうことで、業務の改善すべきところが見えやすくなり、課題を見つけるためのヒントを得ることができます。

課題発見力と共に求められる解決力も、ビジネスパーソンにとっては非常に重要な能力です。

解決すべき課題が見つかっても、それを解決すべき方法が見つけられければ無意味なので、課題発見力と共に強化すべき能力です。

解決力を育てるために特に重要になるのは、物事の捉え方です。
物事を平面でなく立体で捉えることが、解決力を育てるためには重要になります。

平面から見ただけでは解決できない問題でも、まったく違った角度から見れば解決のヒントが見つかることはよくあることです。

高度な解決力のスキルを育てるためには、幅広い知識と経験があることも重要になります。

今まで学んできた知識や培ってきた経験が問題を解決をするための手助けになることは多く、さまざまな問題に対応できるように、ビジネスパーソンは日ごろからさまざまな知識や経験を積んでおく必要があります。

そのための経験、失敗、挑戦、反省、分析、そしてまた実行です。

ひとは感情の生き物ななので、過去の体験が足かせになって、足がすくむことがあるかも知れませんが、そこで自分を鼓舞して半歩前に出る姿勢と、起きた事象への捉え方で、スキルはどんどん高まっていくと考えています。

物事の本質を見極める眼を養うためにも、何が課題で、どう解決するかという思考を、常に持ち歩いていたいものですね。



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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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