デジタルトランスフォーメーション(DX)#3
デジタルトランスフォーメーションを実現するためには、何をすれば良いのか?
テクニカルなタスクは多々ありますが、知識を詰め込みすぎて、行動が止まることがないように、ここではとてもシンプルに伝えたいと思います。
まずは、毎度おなじみ、経済産業省のDXレポートです↓
経営面:技術的負債があり、データ活用ができない
人材面:既存システムのメンテナンスを行う人材がいなくなる
技術面:ITサービスの終了にともなうシステム運用上のリスク
上記の課題が山積です。
これらの課題を放置しないで、変革していかないと、2025年には崖が待っているという図ですね。
では、いったいどうやって変革するのか、というのが、こちらです↓
ユーザー企業:
技術的負担を解消し、人材や資金を、維持・保守業務から、新たなデジタル技術へシフトしていきましょう。デジタルネイティブ世代を積極的に採用する・リーダーにするなどして、新ビジネスを創出しましょうと。
ベンダー企業:
既存システムの維持保守から最先端デジタル技術へ人材と資金をシフトしましょう。ユーザーの開発サポートにおいては、利益を分け合えるパートナー企業になりましょうと。
同レポートには、こんな図もあります↓
これだけは、覚えておいていただきたいのですが、現在のシステムで古くからあるものは、すぐにでも整理・分析してください。
この大掃除をしなければ、DXに舵を切れないからです。
クラウド上で再構築できるものがあれば、実行する。
適宜、クラウド上へ機能を追加していく。
肥大化したシステムの中に不要なものがあれば、思い切って捨てる。
あまり更新が発生しなけいようなものがあれば塩漬けにする。
といったものです。
技術領域で、難しい取り組みだと思いますが、この作業を行わなければ、
また、既存システムの上に新しいシステムを乗っけるだけの、誰が作ったかわからない、今後の技術的負債を生み出すことになるからです。
DXも自宅の部屋も、整理するところから始まるのです。
現行システムの整理が済んだら、今度は人材や組織体制のテコ入れになります。
まとめるとこんな感じですかね↓
人材や組織については、次の記事でお伝えしたいと思います。
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