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チームメンバーのやる気を奪わないためのモチベーションマネジメント

チームを活性化させるモチベーションについて、まとめてみました。

まず、モチベーションマネジメントとは、チームメンバーが高いモチベーションを維持して仕事に取り組めるように行う施策や管理のことです。

組織でもっとも理想的な状態は、メンバー一人ひとりが内発的動機づけを高い状態で維持している状態です。しかし現実的には、内発的動機づけだけでビジネスを成り立たせることは、ほぼ不可能です。

モチベーションをマネジメントするためには、社員の内発的動機付けを維持しつつ、内発的動機付けを生み出すキッカケとして、外発的動機付けを利用することが重要なポイントとなるようです。

外発的動機づけが内発的動機づけにつながる典型的な例として、次のようなものがあります。

自分にまったく興味のない仕事を依頼されたけど、その仕事を完遂すれば昇給が待っていて、仕事自体に興味はないけれど、昇給したいというモチベーションが自発的に、能動的に、取り組めるようになった…、というもの。

内発的動機付けを維持するためには、モチベーションが下がってしまう要因を取り除くことが大切です。

モチベーションが下がってしまう要因は何なんでしょうか。
それは、大きく3つあります。

・目標が見えていない場合
目標が見ていないと、どこをゴールに取り組んで良いか分からずに士気が下がりますよね。どこまで何をやれば良いのかが明確じゃないと、モチベーション以前の問題だと思います。
目標は定量的な数値目標も併せて提示すると、ゴールが明確になって、共通認識のもとにチームが活性化すると思われます。

・目標が高すぎる場合
目標が高すぎても、モチベーションが下がります。
「海賊王に俺はなる」と言われても、そこまでの熱量を持っていないメンバーにとっては迷惑な話ですし、リーダーに巻き込み力がなければ、単なる目標の独り歩きになってしまうのは否めません。
目標に対しての実現可能性を考慮することも大切ですね。

・自己評価が極端に低い場合
「どうせやっても無駄っしょ」って空気感が蔓延すると、チーム全体のモチベーションが下がってしまいます。
自己評価をためるために、良い部分と悪い部分を切り分けて、良い部分を伸ばし、悪い部分を改善していくというケアも必要になってきます。
根拠のあるポジティブワードを投げるなどして、自己評価を高めていくことも大切です。

モチベーションマネジメントは、目に見えないモチベーションというものを見えるようにする努力から始まるのではないでしょうか。


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