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販売価格を無効にして、値段に関係なく購入してもらう方法

販売価格を無効にする方法。
結論、それはファンになってもらうことです。

自社だったり、製品だったり、サービスだったり、自身だったり、ファンになってもらうと、ある程度の価格設定は、その効力を無くす可能性があります。

ちょっと大袈裟な表現になってしまって恐縮です😅

例えば、勝手知った仲間がお店をオープンさせたとします。
で、自らそのお店に足を運んで、サービスを受けたとき、会計はあまり気にしないと思います。

例えば、自分が尊敬しているひとが書籍を出版したとします。
その、定価がいくらであろうと、買うと思うのです。

例えば、自分が応援しているひとが事業を始めたら、その事業自体にバイアスがかかり、他社との価格比較なく、購入すると思うんですよね。

この効果は、誰にでも思い当たるのではないでしょうか。

これらの例は、自分に近いひとなので、ファンというよりも知り合いの要素が強いです。

どれも実体験なのですが、どういったケースだったら、金額関係無く、買ってしまうかなと、考えてみました。

他には、誰かのお祝いや緊急性の高いものなどは、価格を無視しませんかね。


では逆に、商品やサービスの提供者側の視点に立ってみます。
ファンになってもらうと、ある程度の価格設定が受け入れられやすくなると思うんですよね。

あまりやり過ぎて、詐欺まがいなものを提供しないようにしてほしいのですが、不特定多数に原価率30%(飲食店の平均)で薄利多売状態の事業を行っていくよりも、根強いファンを作っていくことで、利益率を上げることが可能になります。

ファンの作り方は、SNSマーケティングやキャンペーンや接客の差別化等、やり方は様々です。

ファンを作り、育てていくという考え方と実践があれば、事業の運営方法も変わってくると思うんですよね。

ファンになってもらうには、どうしたら良いか。
どうしたらファンが増えるのか。

そんなことに取り組んでみてはいかがでしょうか。

無条件にいくらでも、どの価格帯でも買ってもらえるのは難しいですが、少なくとも、利益率を上げる策は、出来ると思います。

目的は、利益率を上げるのではなく、ファンを作ることです。

この順番を間違うと、痛い目に遭うと思います。
お気をつけください。


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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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