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広報担当者が知っておきたいSNS活用法

広報担当者は、日々情報収集して、社内外に対して発信する情報を精査し、特に外部への宣伝に力を注いでいると思います。
しかしながら、なかなか結果が出ない時もあるでしょう。

昔のように、たくさんのお金を使って宣伝をする方法もありますが、予算のないところはそれも難しいです。業績が落ち込むと、真っ先に予算を削られるのは広報部門ですから…

でも、最近は少しずつ宣伝の仕方もかたちを変えてきています。小額予算で宣伝をすることが多く、お金をかけない広報も可能になりました。

具体的には、SNSを活用して宣伝をしていくものです。

SNSを使って上手に活用するためには、会社内でSNS運用ガイドラインを作っておくと良いでしょう。

この運用ガイドラインを作れば、誰が広報をしたとしてもそれほど大きな違いは出ません!と、表面上は言っておきます。

ノウハウやハウトゥーを明確にすることで、誰が担当したとしてもそれなりの結果が出る仕組みを作ることが重要です!

SNS活用法として、オウンドメディアとのすみ分けを明確にしておきたいところです。オウンドメディアとは、その会社が所有しているホームページやブログそしてチラシや広告などです。

SNSは、その延長上にあるとも考えられますが、わざわざホームページやブログの延長上にSNSを展開する意味はそれほどありません。

それよりも、SNSの特徴を上手に利用して、会社や商品の知名度を高めていくことが重要です。ちなみに、広告やチラシ等は、宣伝を目的としています。

また、ホームページなども、会社の認知度アップさせる目的もあるかもしれませんが、やはり商品やサービスの宣伝が主になります。

しかしSNSは、単に宣伝をする手段と考えるのではなく、人とつながりを持つことを主眼に展開した方が良いでしょう。

そのため、SNS上で頻繁に宣伝をする行為は避けた方が良いです。
宣伝の手段の1つと考えてしまうと、ブログやホームページとの住み分けができず、わざわざSNSを行う目的もなくなってしまいます。

それ以外の活用法としては、炎上対策に力を入れておきたいところです。
炎上することは滅多にないかもしれませんが、ちょっとした言葉の言い回しで炎上してしまいます。注意したいですね。

そのため、担当する人は第三者に見てもらう前にもう1人別の責任者に見せてから投稿するようにしましょう。

仮に炎上したらどういうアクションを取るのかというガイドラインや対処法なども一緒に考えておくと良いですね。

上手にSNSを活用している企業は、機能価値と情緒的価値をバランス良く発信しています。

この機能価値と情緒的価値はとても重要なので、別途記事化しようと思います。

大切なのは、機能価値と情緒的価値をバランス良く発信するSNSのコンテンツ作りなのです。

つづく



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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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