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イノベーティブな組織を作るためにおさえておきたいポイントとは

企業経営を行うには、生み出されたビジネスモデルを展開し、遂行していく人材が必要不可欠ですが、画期的なアイディアを生み出しつつ実行させられる組織にするためには、既存の従業員の意識や知識、技術を刷新するのはもちろん、新しい価値観を取り入れるのも肝要です。

専門性が高い業務を行っているほどに一緒に仕事をするメンバーが歩んできた経歴や有している知識、能力などが同じ、になりやすいです。

経歴や知識、能力などに共通点があると話に花が咲きやすいのに加えて特定の物事については円滑にやり取りがしやすいものの、よく似ている人々が集まって組織になると生み出される物事も固定化しやすいです。

そのため、組織風土の変革を実現させるには意識的に組織に入れる人材が多種多様になるように工夫したり、これまでは募集してこなかったり採用してこなかった人材も積極的に採用してみると有効です。
もちろん、全体戦略のもとに人材を適材適所に配置することを前提として。

また、組織との距離感が近いほどに現状の組織にて不足している人材が明瞭化し難いのも特徴的なので、一定の距離感から見ている方や外部の人に協力を仰いで不足していることや、これから追加すると良い人材をアドバイスしてもらうのも良い方法です。

そして、企業内における組織という小さな枠組みから組織風土の変革をするのなら同時に企業全体の変化も実現させる必要があり、理由は企業内の一部の組織から画期的なアイディアが生み出されたのにも関わらず、企業全体や企業内にてトップに位置している方々によりアイディアが実現しない事例も稀有ではないためです。

これまでの企業経営の中で行ってきたことは、事業が利益に繋がった実績があるからこそ、再び同じことを実行する際、スムーズに進みますが、過去に一度も行ったことが無い事例では、実現の有無はもちろん利益に繋がることの確証がないため、企業経営の中心に位置しているひとほど慎重になりやすいです。

イノベーションを次々と生み出し続ける組織を作るにはコンフォートゾーンからの脱却が欠かせないですし、安心感と安全性がある所から一歩を踏み出した企業が唯一無二の会社に成長できているため、率先して一歩を踏み出す勇気を持つのが大切です。

さらに、新しい価値観を取り入れるには外部から新たに人材を取り込んだり既存の社員達の気持ちを刷新させる事が大事であるものの、継続して画期的なアイディアを生み出し続けるには定期的により広い範囲に視野を広げる必要があるので、本業とは別の業務に挑戦できる環境整備をしてあげる必要もあります。



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荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新
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