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【必見】2023年下半期の転職市場を予測します!下半期のベンチャー転職について!求人倍率と賃金は今後。。。
こんにちは!PreVenture編集です!
今回は「2023下半期、ベンチャー転職の転職市場予測」をテーマに、2023年の下半期の求人倍率と賃金の動向について解説します!
ベンチャー転職市場において重要となるのが
・コロナが収束し採用活動を再開する企業が増えている
・政府も、転職市場の活性化を重要視
・ベンチャー企業の資金調達が増加している
といった傾向があり、ベンチャー転職を選択する人も増えています。
スタートアップについて知りたい、転職を検討しているといった方は是非参考にしてみてください!
全ての分野での求人が増える
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2023年下半期は多くの分野で求人が増えると予測されています。
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda」が発表した「転職市場予測2023下半期」では、「今回予想した7業種、8職種の全15分野で【増加】と予測しており、市場全体で活発化する見込み」としています。
ここでの15分野には「営業、人事、経理、法務、企画・マーケティング、クリエイティブ、IT・通信、電気・機会、化学・素材、不動産・建設、販売・サービス、金融、メディカル、事務・アシスタント、食品」が含まれます。
営業職は、経験者・未経験者ともにニーズが高まっており、IT、Web、コンサル業界が特に活況となっています。自分の経験を活かせる業界や商材を扱う企業に転職すると、過去の経験を高く評価され、年収アップも期待できるとしています。
人事では、経験者・未経験者ともにニーズがあります。コロナ下で採用を一時中断していた飲食業界や旅行業界などのサービス業が回復傾向で、他業界も堅調に求人が増加する見込みとしています。さらに、人事には賃上げの動きや働き方改革に対応することも求められています。
企画・マーケティング職も求人数は引き続き増加することが予測されています。経験・未経験を問わずにニーズが高まっていますが、高いレベルを求める求人もあり、経験者は好条件での転職が期待できる状況です。
2023年9月の求人倍率
ここで、2023年9月の転職マーケットを見てみましょう。
転職サービス「doda」の調査では、
・2023年9月の求人倍率は2.39倍(前月差+0.01pt/前年同月差+0.28pt)。
・求人数は前月比102.3%、前年同月比127.0%。
・転職希望者数は前月比102.0%、前年同月比111.9%。
となっています。
求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「エネルギー」で次に「人材サービス」が多くなっています。
2023年9月で求人倍率が最も高かったのは「人材サービス」で7.03倍、次に「IT・通信」が6.71倍、「コンサルティング」が5.81倍と続いています。
人材サービスでは技術派遣を行う企業で求人が増加していることにも注目です。エンジニアの需要が高まっていることが分かります。
若手とベテランそれぞにニーズがある
次に若手とベテランという区切りで比較してみましょう。おおよそ、若手とは20代~30代前半、ベテランは30代後半以降です。
2023年下半期はベテラン・若手ともに転職のチャンスがあります。それぞれにどのようなニーズがあるのかご紹介します。
エキスパート職
エキスパート職としての採用が少しずつ増加している傾向にあります。
エキスパート職とは、十分な知識や経験、実績をもっており、入社後すぐに即戦力として成果を出すことが期待されるポジションです。
組織を動かし成果をあげるマネジメント職と違い、現場で活躍することが求められます。
このようなエキスパート職を採用枠に設ける背景には、事業拡大に伴う組織の強化、優れた人材の採用ニーズなどが考えられます。企業側にはこれまでの経験やノウハウを自社に落とし込むことができるといったメリットもあります。
若手ほど転職する
また、若手のニーズも高まっています。その背景には、少子高齢化と若手ほど転職する割合が高いことがあげられます。
企業が新卒採用を行う目的は、将来的に企業の中核を担う人材の確保です。中途採用で採用した人材よりも、若いうちから働いてもらい成長した人材のほうが、経営ポジションに登用するとうまくいくとされています。
そのためどの企業も、積極的に若手を採用します。多くの企業が積極的に若手を採用することから、新卒採用市場の競争も激しくなっています。そこで第二新卒採用を行う企業も増えています。
若者の転職意識についてパーソル研究所の調査では、20代・30代は転職に対して肯定的なイメージを持っており、40代・50代と比較すると世代間でギャップがあることが分かります。
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一方、「20代の若者は転職に対して積極的に捉えながらも、現在の勤務先をすぐに辞めようとは思っていない」ということも明らかになりました。20代では、約40%が継続して働きたい、もしくは他の会社に転職したいと考えており、約20%は独立・起業したいと考えていることが分かります。
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それでも、20代は他の世代と比べて転職に対して肯定的に感じています。
賃金アップ (ベースアップ)
次に賃金アップについてご紹介します。最近の賃金上昇を求める動きに応じて大企業を中心に賃金アップを発表しています。
大手企業を中心に賃上げの動き
今のところは大企業を中心に賃上げの動きが見られます。
東京商工リサーチによると、2023年の賃上げは、企業の84.4%が実施(予定を含む)となっています。賃上げを実施した企業を規模別でみると、大企業89.9%に対し、中小企業は84.2%で、5.7ポイントの差がついきました。大企業に比べて資金力の乏しい中小企業は賃上げの原資を確保することが難しく、賃上げに踏み切るハードルが大企業に比べて高いことが考えられます
しかし、賃上げ率(前年度比)を見てみると、賃上げ率が「5%以上」となる企業は大企業が28.7%(271社中、78社)に対し、中小企業は37.0%(2,671社中、990社で、中小企業が8.3ポイント上回っています。
現在は大企業を中心に賃上げが行われていますが、その動きは中小企業でも少しづつみられており、今後は中小企業でも賃上げが起こると考えられます。
ベンチャー/スタートアップは福利厚生が充実
給料は採用に大きく影響します。高い給料を提示した方がより優秀な人材を確保することができるため、ベンチャー/スタートアップにとっても重要な課題です。そのため、ベンチャー/スタートアップでも高い給与水準を維持している企業は多くあります。
しかし、どの企業も高い給与水準を維持できるわけではありません。そこで、給与以外のアプローチで労働環境を充実させているベンチャー/スタートアップが多く見られます。
ベンチャー/スタートアップにおいて、報酬に直結する福利厚生がストックオプション制度です。ベンチャー/スタートアップ企業でストックオプションを導入する企業は増えています。
また、リモートワークや出社と在宅のハイブリッド制度を導入するなど、ベンチャー/スタートアップ企業には豊富な福利厚生制度が整っており、魅力的な労働環境を作り出しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「2023上半期、ベンチャー転職5のポイント」をテーマに、2023年の上半期におけるベンチャー転職のポイントについてご紹介しました。
ご紹介したポイントは
求人倍率:多くの分野で伸びる
賃金:大手企業を中心に賃上げが起こっており、次第に中小企業でも起こると予想
となっています!
これからベンチャー転職を検討しているといった方は是非参考にしてみてください!
最後に。。。
弊社では、転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」も運営をしています。40問の質問に答えるだけでベンチャー企業への適性診断を無料で受けることができます。ベンチャー/スタートアップ企業で働くことに興味がありましたらぜひ参考にしてみてください!