【昔話】シェアハウスの🦒にリビングを監視させて電気つけっぱ問題を解消した話【紙芝居】
そういえば、昔会社のゆるふわなハッカソンでやったことをどこにもアウトプットしてなかったので、noteを始めたこのタイミングでやってみようと思い、やることにしました。
発表のスライドもあるし、昔話なので、紙芝居的なスタイルでやってみます。
それでは、はじまりはじまり〜👏
第1章. 消えない、電球
そこまで遠くないむかし、あるところに20代の若者たちがシェアハウスで仲良く暮らしておりました。
彼らは普段からリビングで一緒にご飯を食べ、勉強をしたり、時には夢について語り合ったりしていました。
しかしある日、住人の1人のやまたくが、誰もリビングにいないのに電気がつけっぱなしになっていることを気にしていました。
電気がつけっぱなしと一言で括っても色んなケースがあります。
自分がリビングの電気を消しても他の人がリビングで寝落ちしてしまい、その結果電球がつけっぱなしになってしまうパターンもあれば、
自分がリビングを去る時に、誰か来るだろうと思って電気を消さずにそのまま去ると、その日はたまたま誰も来ず、結果電球がつけっぱなしになってしまうというパターンもあります。
共益費が家賃に含まれているからハウス内のハード面が使い放題だからといって、無駄遣いをするのは違うのではないかとやまたくは考えました。
そこで、やまたくはリビングにいるキリンのぬいぐるみに命を吹き込ませて、リビングに人がいるかを監視させていなければ電気を消してもらうようにすることを考えました。
命を吹き込ませると言ってもキリンを動かすまではできなかったやまたくは、よく寝落ち現場になりがちなソファ部分を監視してもらうように決めました。
第2章. 集まった仲間達
キリンが監視するのを助けてくれる仲間を、やまたくは会社から募りました。
結果
・Sony MESH(人感センサー)
・Sony MESH(照度センサー)
・Nature Remo(家電操作デバイス)
・家にあった輪ゴム2本(MESH固定用)
が仲間になりました。
MESH(人感センサー)をキリンの顔に取り付けることで人を見張らせ、
MESH(照度センサー)を電球に取り付けて、電気がついていることを判別させ、
Nature Remoをリビングのテーブルに置いて、電気のリモコンに接続して操作できるように設定しました。
集まってくれた仲間を必要な場所に配置させてこれで準備完了です。
第3章. 解決のカギは仲間との繋がり
配置したらそれぞれをIFTTT(イフト)と呼ばれるWebサービスを連携させるサービスで連携させます。
MESHが感じた人感や照度の変化によって設定した条件になったことを検知したら、IFTTTを経てNature Remoに電気を消させ、それと同時にキリンに住民たちの参加しているLINEグループに消したことを通知してもらいます。
MESHの設定には専用のアプリを用いています。
ノンコーディングでブロックを直感的に配置しながら設定していくだけなので、とても簡単に設定できました。
専門的な知識も必要ないので一般の人にもおすすめです✌️
これであとは実際に消えるかどうかを確認するだけです。
最終章. 消えた、電球
確認初夜、LINEグループで告知してやまたくはリビングを後にしました。
このとき、リビングにはやまたく以外にも住人がいました。
よく朝、起きるとキリンから電気を消した通知が送られてきていました。
やまたくが住人に聞くと、朝リビングに来たら別の住人が寝落ちしているのを目撃したことを聞きました。
ということは、寝落ちして電気つけっぱなしになる事態を防ぐことができたのです。
仲間たち(MESH, Nature Remo)が助けてくれる期間で効果を測定してみましたが、電気の無駄遣いを約50%削減することができました。
これにより、短い間でしたがキリンは確かにリビングの番人となり、住人たちの電気つけっぱなしを防いでくれましたとさ。
おしまい。
あとがき
今回使った機器は全て会社から借りて使わせてもらっていたものなので、今はハウスに無いです。
機器自体はそこそこお金がかかるので、今の僕には買うにはノリと勢いが必要です。
しかし機器を買いさえすれば、アプリで直感的な操作をするだけで設定できるので、非エンジニアの方でもできると思います。(作中でも言った)
本当に簡単でした。
一つ一つの機器の設定だけならもっと簡単です。(当たり前ですが笑)
Nature RemoとMESHを組み合わせましたが、実は僕がやったことはNature Remoだけでできます。
いろんなデバイスに触ってみたかったのであえて役割を分担させていたのです。
つまりNature Remoさえ買えば、もっと簡単に設定できるようになるはずです🤘
MESHも、他に温度センサーや湿度センサー、スイッチ等の部品もあるのでそれらを組み合わせればより色んなことができます。
電子工作が捗りそうですね。
いやぁ〜、便利ですねぇ〜😇
IoT技術が進んで生活が便利になっていく現在、工夫によってはさらに便利になっていくと思うので、色々と知識を入れていきたいですね。
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