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志望校入ってみたら……

公立小学校育ちのわが家は、通いやすい、トラブルの少ない学校かどうかは、どんなお子さんと親と一緒になるかに左右されるかもと思っています。
同じ小学校でも学年によって雰囲気は違いますし、クラスによっても全く違うということだってあります。
こんなことならば私立小学校を選んでおけば良かったという考えがよぎることもあります。
しかし、中学受験を考えると、経済面から考えてもそれは得策ではないような気がします。
私立は私立なりに内部進学の問題もあり、積極的に中学受験に協力はしてくれないというところもあるそうです。

中学受験をして私立の中学へ進学するメリットは、入学した中学には、ある意味似たようなお子さんが集まり、公立小学校の多様さからは解放されます。
人間関係のトラブルの原因は価値観の違いによるものが大きいと思われますので、揉めることはほとんど無くなります。

中高一貫校に進学した後に、学校での立ち位置がボリュームゾーン以上のお子さんならば、その学校で居場所を作ることができ、楽しく学校に通える確率が高くなります。
これは志望校を選ぶ際にも考えてみてほしいポイントです。

偏差値が高いと言われている進学校に無理をしても合格したいという感覚に中学受験の真っ只中にいる時は考えがちです。
「重課金」で塾の掛け持ちや個別指導、家庭教師などで少しでも成績を上げたいと思い、実行している家庭もあります。
でも、そうやって底上げしてしまうと、入学してからも同じように複数の塾に通うことさえもあります。

小学生に何も教えずに正く効率的な勉強法を獲得できるかと言えば、そんな子どもは限りなくゼロだろうということですので、これはしっかり親がサポートする必要があります。
そして、方法が確立でき習慣付いたら、その後は、自分の成長や能力によって進化させるためにも、親の手から離していくことも必要なのではないかと考えます。

中学受験の志望校は、本人が強く望まない限りは、少しの伸び代分を上乗せした志望校を選んでおく方が、長い目でみて良い気がします。

ここから下は本当のところはどうなの?というリアルな声を少し書いてみたいと思います。

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