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Photo by
momoro66
30cm立方の自然界、維持する手間を愉しむ。
アクアリウムを始めて半年が経過しました。
最初何もなかった水槽には、今は青々と水草が育ち、ちまちまとした小エビや可愛らしい熱帯魚が元気そうに泳いでいます。
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熱しやすく冷めやすい私だけど、"生命を飼う"というこの趣味は冷めてはいけないなと思いつつも、極力手をかけないで環境を維持できるように日々試行錯誤しています。
そんな、自動化/省人化を目指すところが、やはりエンジニアだな、ミニマリストだなと思ってしまいます。だけど、意外とアクアリウムの面白さを感じているところは掃除だったり、植物の剪定だったりするから人間よく分からないものです。
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今の悩みは壁に生える細い、産毛のような苔。1週間ほどすると苔の緑色がガラスに映ってしまい、景観を損ねます。改めて水族館ってすごいんだなぁと感心します。水族館といえば、アクアリウムショップの充実ぶりには目を見張ります。さながら水族館だし、美術館のようでもあります。
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もう一つ、アクアリウムの面白さと言えるのは、如何に自然を再現するかということ。そのために最初に育てるのは魚でも水草でもなく、バクテリア。バクテリアを濾過器に定着させ、水質を安定させることが最も大切ということにとても興味をそそりました。
水草には光と二酸化炭素を供給し、光合成を促し、酸素を生み出す。魚の排泄物はバクテリアが分解し、無害化する。そんな自然の循環を身近に置いて観察することができる。そのバランスを維持することが自分の役目になる。
まだまだ私の水槽は改善するところだらけ。知識と経験と時間が改善に必要です。ちょっぴり大人の、豊かな趣味にまた一つ出会った気がします。
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