都会から30分の新緑へ
寝坊した。
朝7時に起きて、車に乗って、ちょっと遠くの山へ行きたかった。
9時くらいから登り始め、12時には山頂、15時には下山し、温泉に浸かってからゆっくり帰る。
完璧なプランが朝10時にベットから出たことで崩壊した。
そもそも登山って半日では出来ない趣味な気がする。
少なくとも往復で4時間とかかかるし、
途中で怪我したり体調崩したりとか考えると、無理もできないし、
今日は諦めるしかないか。
と思った瞬間、ひとつだけ良い案が思い浮かんだ。
よし、箕面の滝に行こう。
箕面の滝とは大阪府の北側に箕面市にある観光名所だ。
大阪市内から30分くらいの距離にあり、アクセスがいい。
駅から滝までは4,50分くらい、なだらかな山道を進むお手軽なコース。
だいたい歩き始めて30分くらいで滝まで到着した。
ここで大体の人は折り返すが、勝尾寺というところまで登っていくコースもある。
(帰りはそこからバスに乗ることも出来るので、2,3時間の簡単な登山が出来るやんと思ってしまった。車があるため、今回は断念)
そして帰り道には奇跡的な出会いもあった。
野生のオオサンショウウオが川の中に佇んでいた。
大阪にもちゃんといるんだなぁ。まだ小さいから、若いのかな。もっと大きくなるんだぞ。と熱烈なオオサンショウウオファンとしてエールを送っておいた。
箕面の滝コースはアップダウンもほとんどなく、登山というよりかはハイキング。
時間も1時間半あればゆっくりしてても往復できる。
しかし、今回はバラエティに富んだハイクだったし、かなり満足の1日、新緑を感じた優雅な日曜日になった。