とある美大生が見た『ルックバック』映画感想
ルックバック‼️
もともとチェンソーマンが大好きで、藤本タツキ先生のファンでもあるので勿論原作は読了済みで、キャラクターの1人京本ちゃんが美大生ということもあり、とてもシンパシーを感じている作品だったのでとっっっても楽しみにしていました。
ネタバレ含みますのでご注意を⚠️
まぁ〜〜〜じでよかった!!!です!!!!
最高だ!!!!
京本ちゃんのオドオドしてる感じが漫画の100倍ぐらいでてて、タツキ節がすごかった、かわいすぎる。
というか、作画が凄い!!!
マンガになかったシーンでも、タツキ先生が描く女の子って表情豊かじゃないですか、それがすっっごく表現されていて、とても研究されたんだなぁと感動しました。
あと方便!京本ちゃん、すっごい訛っててかわいいいいよぉ
しかも都会に遊びに行った時にピンクのカーディガンにピンクの靴だった気がする、かわいいなぁ
普段外に行かないから思い切って買ったとか、お母さんが買ってくれたとか、想像できちゃうなぁ、かわいいよぉ
藤野ちゃんもめっちゃかわいい〜〜ー
あーゆー高飛車な女の子好きだよね、タツキ先生…
京本ちゃんの絵に刺激を受けて自分も頑張ろ!ってなってがむしゃらに描き続けるの本当に尊敬できるつい諦めちゃうから。
マンガだと私たちに考えさせるような終わり方だったけど、映像だからわかりやすく、前に進もうって描写になってるの、すごくよかった。
マンガだと自分のペースでページめくったり元に戻せるけど映像はそれができないからね。
だから終わった後の余韻がすごかった。
○まとめ
私も一応芸術を学んでいる端くれとして、本当に心揺さぶられる作品だと、映画を見て改めて感じました。
美大に来てる人って多分、幼少期や小学生の頃とかに1回でも周りの人に
「絵上手だね」とか
「将来画家さんになれるよ」
とか言われたことある人たちだと思ってるんですよ、特に小学校ってせっまいコミュニティじゃないですか、世の中で比べると。だから人よりちょっと上手だと図工の授業とかで友達やら先生やらに褒められて無双出来ちゃうんですよね、私もそうでした、笑
それで私って絵が上手なんだ‼️と、肯定感爆上がりの状態で予備校やら教室に通い始めて、更に自分よりも上手な人の絵を見てけちょんけちょんにされる、までがテンプレだと思ってます、個人的な意見ですが、、、笑
だから、藤野ちゃんの気持ち、すっっっっごく、わかるんです。自分が上手!1番!だと思ってたのに京本ちゃんという存在が現れる。そりゃあ、打ちひしがれますよ。
そこから一時は絵を描くことを辞めちゃうんですけど、京本ちゃんに褒められて、嬉しくて、描くことを続けていく様子が本当に、心にくるものがありました。
誰しもが経験したであろう挫折や喜び、そんなものがぎゅっと詰まった作品です。
何かに打ちこんでいる人、
美大生の人、絵を描いてる人は特に、共感できる部分が多くあると思います。
是非見て欲しい映画です。